海外就職その後の体験談
『海外でマネジメント経験を積み、さらなるキャリアアップを目指します』インドネシア・ジャカルタ4年9カ月 T.Sさん 35歳
海外就職をして3年以上経過した方のインタビュー
Q1:現在お住まいの国及び都市はどこですか?
インドネシア、ジャカルタ
Q2:Q1での勤務年数は?
4年9カ月
Q3:日本を離れてから現在までの経緯は?
インドネシアで日系総合商社に就職。日本を離れて4年9カ月経過、現在も勤務中。
Q4:現在、どんな業界、職種でお仕事をされていますか?差し支えなければポジションもお知らせください。
日系総合商社に勤務。
自動車部品のトレーディング部門に所属。マーケティング・営業を担当し4年9カ月経過、現在も勤務中。
主に東南アジア各国(それ以外もあり)から自動車部品を輸入し、自動車部品メーカーへの納入業務、購入~販売まで一貫してサポート。
1~4年目:実務担当として上記業務
4年目~現在:実務担当から外れ、サブチームリーダーとして現地スタッフ3名をマネジメント。
5年目~(予定):今年4月より、チームリーダーとなり現地スタッフ6名をマネジメント予定。
自動車部品のトレーディング部門に所属。マーケティング・営業を担当し4年9カ月経過、現在も勤務中。
主に東南アジア各国(それ以外もあり)から自動車部品を輸入し、自動車部品メーカーへの納入業務、購入~販売まで一貫してサポート。
1~4年目:実務担当として上記業務
4年目~現在:実務担当から外れ、サブチームリーダーとして現地スタッフ3名をマネジメント。
5年目~(予定):今年4月より、チームリーダーとなり現地スタッフ6名をマネジメント予定。
Q5:海外だからこそ経験できた仕事内容を具体的に教えてください。
・現地でしか経験できない英語・インドネシア語を使った実務を通してのコミュ二ケーション
・英語版の取引先・社内契約書類の理解と作成(インドネシアでも公式ビジネス契約書等は英語で作成。 もしくは現地語と両方作成)。
※日本でも外国社員が所属する会社に就職すれば英語でのコミュニケーションは学べるが、案外、契約書等はすべて日本語が多い。
・現地人の宗教(インドネシアは95%がイスラム教徒)や性格特性を理解した仕事の進め方。
※実際のところ、仕事より家族優先?という感じ。緊急案件残ってても帰ってしまいます。。。
それを見越して仕事を進める必要があります。。。
・英語版の取引先・社内契約書類の理解と作成(インドネシアでも公式ビジネス契約書等は英語で作成。 もしくは現地語と両方作成)。
※日本でも外国社員が所属する会社に就職すれば英語でのコミュニケーションは学べるが、案外、契約書等はすべて日本語が多い。
・現地人の宗教(インドネシアは95%がイスラム教徒)や性格特性を理解した仕事の進め方。
※実際のところ、仕事より家族優先?という感じ。緊急案件残ってても帰ってしまいます。。。
それを見越して仕事を進める必要があります。。。
Q6:苦労したことは?壁にあたったことは?帰りたいと思ったことはありますか?
<それはいつ頃ですか?>
1~2年目の実務を担当していたときは現地スタッフとのコミュニケーションで苦労しました。日系企業のため上司に日本人はいましたが他部門との各種調整時には現地人と英語もしくはインドネシア語での会話となるため、各種部門の専門的な話になると非常にコミュニケーションが難しく、おそらく現地人の3~4倍の時間がかかっていたと思います。
(特に経理・システム・営業サポート・ロディスティクス部門は上司もすべて現地人のため、たまに英語もままならないこともしばしば。。。)
駐在員は弊部で6名程在籍していましたが、基本、管理職についていることが多い、また実務はやっておらず相談しても実務は分からないため、自分で気合で何とかするしかないという状況。。。ストレスはため込むしかない、発散することができない。。。
また、前職より業界を超えての海外就職だったため、そもそも元々の業界知識の蓄えがなかったため、
知らないことを最初から外国語で理解することは骨が折れました。。。
後々、理解した後であれば意外と簡単なことを言っていたんだ、と今になっては思いましたが。。。。
<それはどのようなことですか?>
結論、理解している事柄は外国語で話していてもおおよそ理解できる。
しかしながら、理解していないことを最初から外国語でのコミュニケーションで理解しようとすると非常に難しいと思いました。
1~2年目の実務を担当していたときは現地スタッフとのコミュニケーションで苦労しました。日系企業のため上司に日本人はいましたが他部門との各種調整時には現地人と英語もしくはインドネシア語での会話となるため、各種部門の専門的な話になると非常にコミュニケーションが難しく、おそらく現地人の3~4倍の時間がかかっていたと思います。
(特に経理・システム・営業サポート・ロディスティクス部門は上司もすべて現地人のため、たまに英語もままならないこともしばしば。。。)
駐在員は弊部で6名程在籍していましたが、基本、管理職についていることが多い、また実務はやっておらず相談しても実務は分からないため、自分で気合で何とかするしかないという状況。。。ストレスはため込むしかない、発散することができない。。。
また、前職より業界を超えての海外就職だったため、そもそも元々の業界知識の蓄えがなかったため、
知らないことを最初から外国語で理解することは骨が折れました。。。
後々、理解した後であれば意外と簡単なことを言っていたんだ、と今になっては思いましたが。。。。
<それはどのようなことですか?>
結論、理解している事柄は外国語で話していてもおおよそ理解できる。
しかしながら、理解していないことを最初から外国語でのコミュニケーションで理解しようとすると非常に難しいと思いました。
Q7:Q6をどのように克服しましたか?
<克服するうえで準備したことや必要になったものは?>
正直、理解するまで粘り強く続けるしか方法はないかと 笑
時間はかかりますが。。。
ちょっと目を離したうちに、話の途中で現地スタッフが帰ってしまっていたというのもしばしば。。。
これは、かなり困ります。。。
<克服した方法や取り組みは?>
粘り強く続けていると、必然、各現地スタッフとのコミュニケーションも回数・質ともに増えてくるので、徐々に現地スタッフからも信頼を勝ち取れる結果となりました。あきらめないことです。それしかありません。。。
正直、理解するまで粘り強く続けるしか方法はないかと 笑
時間はかかりますが。。。
ちょっと目を離したうちに、話の途中で現地スタッフが帰ってしまっていたというのもしばしば。。。
これは、かなり困ります。。。
<克服した方法や取り組みは?>
粘り強く続けていると、必然、各現地スタッフとのコミュニケーションも回数・質ともに増えてくるので、徐々に現地スタッフからも信頼を勝ち取れる結果となりました。あきらめないことです。それしかありません。。。
Q8:海外就職して得たこと(成長したこと)は何ですか?
外国語でのコミュニケーション(会話・Eメール)でのやりとりもそうですが、国が違う事により仕事の進め方や性格がまったく違うことを理解できたことです。日本だけにとどまっていたら、この経験は確実に身に付かなかったと断言できます。
また、日本にいると英語というものを一括りの言語ととらえがちですが、一つの英単語でもインドネシア・シンガポール・タイ・ベトナム・インド・日本でまったく発音が違く、一つの単語が6つに増えた感覚です。これは実際に電話等で各国現地の方と実際にコミュニケ―ションしないと理解できません。
また、日本にいると英語というものを一括りの言語ととらえがちですが、一つの英単語でもインドネシア・シンガポール・タイ・ベトナム・インド・日本でまったく発音が違く、一つの単語が6つに増えた感覚です。これは実際に電話等で各国現地の方と実際にコミュニケ―ションしないと理解できません。
Q9:現時点でかまいませんので、今後のキャリアをどのように考えていますか?
少なくとも数年は現在の会社にのこり、現地スタッフのマネジメントを経験しようと思っております。
将来的には、インドネシアでの経験を活かし、他国への再就職もしくは日本で自分の能力を試したいと思っています。
将来的には、インドネシアでの経験を活かし、他国への再就職もしくは日本で自分の能力を試したいと思っています。
Q10:最後に、これから海外就職を希望される方へどのようなことでも良いので、コメントください。
一瞬でも海外就職したいと思ったのであれば、まず即行動してみることをお勧めします。現地に行ってみる、現地人材紹介会社にいって話を聞いてみる。早ければ早いほど良いかと思います。悩んでる暇があったら、まずやってみるのが良いのではないでしょうか?悩んでいるうちに刻々と時間は経過してしまいます。あの時やっておけば良かったはなしにして、やりたいと思ったことはすべてやってしまいましょう!
海外に出てみると、日本人が如何に恵まれているかを実感するようになります。将来はどうにでもなるなと。。。
皆様の勇気ある一歩への気づきになってくれれば、嬉しいです。
海外に出てみると、日本人が如何に恵まれているかを実感するようになります。将来はどうにでもなるなと。。。
皆様の勇気ある一歩への気づきになってくれれば、嬉しいです。
プロフィール
『海外でマネジメント経験を積み、さらなるキャリアアップを目指します』インドネシア・ジャカルタ4年9カ月 T.Sさん 35歳
日本人が如何に恵まれているかを実感
日本の大学を卒業後、食品メーカーで営業として6年10カ月勤務後、一念発起して海外就職を目指す。
1年半の間、フィリピン・アイルランドで英語を学びながら東南アジアで就職活動し、最終、インドネシアで日系総合商社の自動車部品のトレーディング部門でマーケティング・営業担当となる。
配属後、4年9カ月経過し、現在も勤務中。
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1年半の間、フィリピン・アイルランドで英語を学びながら東南アジアで就職活動し、最終、インドネシアで日系総合商社の自動車部品のトレーディング部門でマーケティング・営業担当となる。
配属後、4年9カ月経過し、現在も勤務中。
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