海外就職その後の体験談
『急成長するインドで自分の可能性をためす』インド:グルガオン郊外在住1年インド通算5年 N.Sさん 41歳
海外就職をして3年以上経過した方のインタビュー
Q1:現在お住まいの国及び都市はどこですか?
グルガオン郊外 (グルガオンから南西に50㎞ほどのダルヘラという町)
Q2:Q1での勤務年数は?
現在の会社に1年3か月
以前の会社(バンガロール)に3年8か月
以前の会社(バンガロール)に3年8か月
Q3:日本を離れてから現在までの経緯は?
インド・バンガロールで日系物流会社にて日本人駐在員向けの引越し営業3年8か月
インド・グルガオン郊外で日系物流会社にて法人営業、物流管理 現在1年3か月
インド・グルガオン郊外で日系物流会社にて法人営業、物流管理 現在1年3か月
Q4:現在、どんな業界、職種でお仕事をされていますか?差し支えなければポジションもお知らせください。
2015年~2018年 日系物流企業 引越し営業担当、こちらは日本人駐在員の赴任・帰任にあたっての引越しをサポートする仕事で、下見や作業の立ち合い、日本の担当部署と連絡などを行っていました。
2018年~現在 日系物流企業 法人営業グループリーダー(係長と課長の間くらいの役職)、今の会社は総合商社とローカルの物流会社との合弁で出来た会社で、大手自動車メーカーの工場へ向け部品メーカーから部品を輸送するのを主な業務としています。しかし、将来を見据えて、部品メーカー間の輸送や自動車産業以外への輸送についても業務を拡大することを考えており、そうした新規事業について情報収集、計画立案、見込み顧客への提案などを行っています。
2018年~現在 日系物流企業 法人営業グループリーダー(係長と課長の間くらいの役職)、今の会社は総合商社とローカルの物流会社との合弁で出来た会社で、大手自動車メーカーの工場へ向け部品メーカーから部品を輸送するのを主な業務としています。しかし、将来を見据えて、部品メーカー間の輸送や自動車産業以外への輸送についても業務を拡大することを考えており、そうした新規事業について情報収集、計画立案、見込み顧客への提案などを行っています。
Q5:海外だからこそ経験できた仕事内容を具体的に教えてください。
・異文化圏で業務を行う
言語も習慣も違う中で、周囲に理解を求め、現地の事情を考慮して調整をして顧客の要望に沿ったサービスを提供することで、マネジメントの経験を積める。
・英語を使ってのビジネス
当然ながら現地スタッフとの意思疎通は会話もメールも英語、実践は何よりの勉強となる。
・自分の職務範囲が広がる
成長市場なので、会社もいろいろ挑戦してよいと言われる。むしろ、いざ放任されると何から手を付けていいか分からず、日本の社畜精神からいかに抜け出して主体的に仕事ができるか試される環境にある。正直、いまだに自分で十分なパフォーマンスを発揮できているとはいいがたく、日々勉強と鍛錬だと思っている。
言語も習慣も違う中で、周囲に理解を求め、現地の事情を考慮して調整をして顧客の要望に沿ったサービスを提供することで、マネジメントの経験を積める。
・英語を使ってのビジネス
当然ながら現地スタッフとの意思疎通は会話もメールも英語、実践は何よりの勉強となる。
・自分の職務範囲が広がる
成長市場なので、会社もいろいろ挑戦してよいと言われる。むしろ、いざ放任されると何から手を付けていいか分からず、日本の社畜精神からいかに抜け出して主体的に仕事ができるか試される環境にある。正直、いまだに自分で十分なパフォーマンスを発揮できているとはいいがたく、日々勉強と鍛錬だと思っている。
Q6:苦労したことは?壁にあたったことは?帰りたいと思ったことはありますか?
帰りたいとまでは思ったことはない。仕事上で自分のミスでお客様を怒らせてしまったときなど、出社が憂鬱になったことはあるが、これは日本でも経験するどこにでもあることだと思う。
Q7:Q6をどのように克服しましたか?
海外に限ったことではないが、地道に周りのヘルプを仰ぐなりして一つずつ問題を解決するしかないと思う。
Q8:海外就職して得たこと(成長したこと)は何ですか?
・固定観念が崩れることと、自分を見つめなおすこと。
当然ですが日本とは法制度、文化、商慣習も違います。そうした現実を日々目の当たりにすることで、今まで常識で済んでいたことをあらためて考えさせられるきっかけになります。
同時に、海外在住の日本人として、日本企業の品質、考え方など、どこまでが譲れない部分なのかを考えなくてはいけないこともあります。
異文化に身を置くことは、自分の存在感が強く問われることであり、同時に日本にいるとき以上に複雑な条件下で仕事の成果を出す鍛錬になったと思います。
当然ですが日本とは法制度、文化、商慣習も違います。そうした現実を日々目の当たりにすることで、今まで常識で済んでいたことをあらためて考えさせられるきっかけになります。
同時に、海外在住の日本人として、日本企業の品質、考え方など、どこまでが譲れない部分なのかを考えなくてはいけないこともあります。
異文化に身を置くことは、自分の存在感が強く問われることであり、同時に日本にいるとき以上に複雑な条件下で仕事の成果を出す鍛錬になったと思います。
Q9:現時点でかまいませんので、今後のキャリアをどのように考えていますか?
今の会社が2021年10月までの3年契約なので、その任期中は今の会社で少しでも実績を出すこと(目標は新規事業を多く受注し軌道に乗せること、その他今考えているいくつかのオペレーション改善)
その後は、日本に戻り海外経験を生かせる仕事を探すか、もう1社ほどインドで上位職のステップアップ転職を目指すかといったことを考えています。
その後は、日本に戻り海外経験を生かせる仕事を探すか、もう1社ほどインドで上位職のステップアップ転職を目指すかといったことを考えています。
Q10:最後に、これから海外就職を希望される方へどのようなことでも良いので、コメントください。
日本でもこれからは会社があなたのキャリアを決めてくれるわけではありません。日々の仕事をしながら自分は何をやっていきたいのか考えながら、常に次を意識する必要があると思います。
海外ではとくに、あなたは何ができるかを問われてきます、でもこれは意欲のある人にはチャンスの多い場所であることも事実です。
初めての海外就職なら、前職の経験とリンクしていなくても就職して海外に来ることはできるので、あとはそうして海外へ来たあと、チャンスを活かすかどうかはあなた次第、でも数年海外で働いた経験は決して無駄にはならないと思います。
海外ではとくに、あなたは何ができるかを問われてきます、でもこれは意欲のある人にはチャンスの多い場所であることも事実です。
初めての海外就職なら、前職の経験とリンクしていなくても就職して海外に来ることはできるので、あとはそうして海外へ来たあと、チャンスを活かすかどうかはあなた次第、でも数年海外で働いた経験は決して無駄にはならないと思います。
プロフィール
『急成長するインドで自分の可能性をためす』インド:グルガオン郊外在住1年インド通算5年 N.Sさん 41歳
チャンスを活かすかどうかはあなた次第
日本の大学を卒業後、大手物流会社の営業職を経て35歳の時にインドの元職系列の物流会社へ、3年半の日本人向け引越し営業を経た後、商社系物流会社へ転職、営業部門のマネージャーとして新規事業開拓を行う。
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