- 「海外就職は難しそう」
- 「海外就職が難しいのはなぜ?」
- 「未経験から海外で働くならどこの国がいいんだろう…」
海外就職に興味のある方の多くが、上記のような悩み・疑問を抱えているでしょう。
結論、海外就職は日本で就職・転職するよりも難しいと言えます。
「専門性の高いスキルや英語力などを兼ね備えた人材のほうが優遇される」といった考え方のほうが現実的です。
しかし、中には未経験かつスキルゼロで海外就職を実現している人もいます。
そこで今回は、海外就職に有利なスキルや資格などについて紹介。海外で働く難易度をガクッと下げる裏ワザについても解説しています。
一言で海外就職といっても、さまざまな方法があるので、海外で働きたい方はぜひ参考にしてみてください!
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海外就職は難しい!難易度が高い理由について解説
海外就職は、日本で就職するよりも難しいと言えます。
ここからは、海外就職の難易度が高いと言われる理由について詳しく解説してきます。
就労ビザの取得が特に難しい
海外で働くためには、就労ビザの取得が不可欠です。
就労ビザとは、外国人が報酬を得る活動をおこなうために必要な在留資格のことです。
就労ビザを取得するためには、書類を提出し、審査を受ける必要があります。
ただ、労働市場が厳しい国や、特定の資格やスキルを求められる国では、審査に通らないことも珍しくありません。
たとえば、アメリカやオーストラリア、ヨーロッパなどでは、専門的なスキルや高い英語力を持つ労働者を優遇。未経験者やスキル不足の方にとって、審査のハードルが高い国の代表です。
反対に、就労ビザさえ取得できる人材であれば、海外就職を実現しやすいと言えます!
海外の就職事情は未経験に厳しい
海外の就職事情は、日本の就職事情と大きく異なります。
海外では、即戦力を求められるケースがほとんどです。
日本では、新卒採用・未経験者向けの求人が多くありますが、海外ではあまり目にしません。
そのため、未経験者が海外で職を得るのことは難しいと考えられます。
以上のことから、将来的に海外で働きたい方は、実務経験や専門的なスキルを身につけると良いでしょう。
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ビジネスレベルの英語力が必要
海外で働くためには、ビジネスレベルの英語力を求められるケースがほとんどです。
業務に必要な文書作成やクライアントとのやり取りなどを、英語を使って進める必要があります。
特に国際的な企業や多国籍企業では、高度なコミュニケーションスキルが求められます。
もちろん、日常会話レベルの英語力で働けるケースもありますが、国や職種を選べない可能性があるので注意しましょう。
なお、英語力を証明する際には「TOEIC」や「IELTS」などのスコアを求められます。
たとえば、イギリスのビザ申請には、IELTSのスコアが求められることがあり、職種よっては非常に高いスコアが必要です。
国ごとにどれくらいのスコアが必要か気になる方は、GJJにご相談ください!
海外就職に有利な4つのスキル・経験
ここでは、海外就職に有利なスキルや経験について紹介します。
具体的にどのようなスキルがあれば、海外就職を実現しやすくなるか解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
英語力・語学力
海外で生活するために必要不可欠な英語力・語学力は、海外就職の成功において最も重要なスキルの一つです。
特に英語が公用語の国では、英語力の有無で就職の難易度が大きく変わります。
当然、英語力がなければ、職場でのコミュニケーションに支障をきたす可能性があるので注意が必要です。
- 語学学校に通う
- 英会話スクールを受講する
- 留学やワーキング・ホリデーを活用する
なお、英語力を高める代表的な方法は上記の通りです。
英語力を上げるための努力を積み重ねれば、グローバルなビジネス環境で活躍できる人材に近づけます。
日常会話レベルで就職できる国もありますが、英語力が高いほど、国や職種を選びやすくなります!
専門知識・スキル
特定の分野における専門知識・スキルは、海外就職を有利にする強力な武器です。
専門知識・スキルを持つ人材であれば、即戦力としてすぐに活躍できます。
たとえば、下記の専門知識・スキルが海外就職で役立ちます。
- IT・エンジニアリング
- 医療
- 法律
英語力に加えて、上記のような専門知識・スキルを持っていれば、希望の国で働きやすいでしょう。
なお、資格や認定などを取得することで、専門性を証明しやすくなります。海外就職の成功率を高めたい方は、積極的にチャレンジしてみてください。
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社会人で得た実務経験
日本と同様に、海外でも社会人としての実務経験が評価されます。
実務経験があれば、即戦力として活躍できる人材だとアピールできます。
たとえば、プロジェクト管理の経験がある場合、管理職やチームリーダーとしてのポジションを目指せます。
管理職・チームリーダーは、募集している企業のジャンルも幅広く、理想の求人を見つけやすいでしょう。
以上のことから、日本企業で働いてる間でも、海外企業にアピールできる実務経験を積むことが重要だと言えます。
学生の方には、留学やインターンシップを活用し、早いうちから社会人経験を積むことをおすすめします!
留学経験
留学経験は、海外での適応力やコミュニケーション能力を証明するものとして評価されます。
留学中に得たネットワークや異文化を理解する力は、就職活動において強力な武器です。
たとえば、留学中にインターンシップやアルバイトをおこなった経験があれば、評価が高まるでしょう。
現地で働いた実績から、その国のビジネス文化やマナーに精通しているとみなされることが多く、企業側も安心して採用できるようになります。
また、留学経験は、下記のポイントを確認できるところもメリットです。
- 働くことの多様性
- 言葉・文化の違い
- 食生活との相性
- 住居・街の雰囲気
「本当に相性がいい国なのか」といった悩みを、実際の体験から解決できるでしょう。
以上のことから、現在学生で将来的に海外就職を実現したい方には留学をおすすめします。
英語力・語学力を高められるところも、留学が海外就職に有利な理由です!
難易度を下げて海外で働く方法
ここからは、海外就職の難易度を下げる方法について紹介します。
未経験から海外で働くなら、下記の方法で渡航するのも一つの手です。
インターンシップ
海外で働く難易度を下げる方法の一つに、インターンシップの活用が挙げられます。
正社員として働くよりも「就労ビザ」の取得難易度がガクッと下がるからです。
そのため「海外に就職したいけど、自信がない…」という方におすすめです。
インターンシップでは、短期間で現地の企業文化や実際の業務を体験できます。
正式な就職よりもハードルが低く、就労経験を積めるところが最大のメリットです。
将来的な就職活動を有利に進めることができるだけでなく、インターンシップを通じて現地の企業とコネクションを築けます。
インターン先での評価が高ければ、正式な採用につながる可能性があります。未経験から海外就職を目指したい方は、ぜひチャレンジしてみてください!
ワーキング・ホリデー
ワーキング・ホリデーも、比較的簡単に海外で働く経験を積める制度です。
ワーキング・ホリデーとは、主に若者を対象とした制度のことです。一定期間、海外に滞在しながら実際に働く経験を積めます。
インターンシップと同様に、現地での就労経験を積めるところが最大のメリットです。滞在期間中に、現地企業や人々とネットワークを築けます。
そのため、現地で働きながら生活費を稼ぎ、海外生活や文化に慣れることを目的とする場合に役立つでしょう。
なお、ワーキング・ホリデーは、特に若年層からの人気が高い傾向にあります。
語学力を向上させるだけでなく、現地での就労経験を積むことで、就職活動を有利に進めたいと考える学生におすすめの制度です。
ワーキング・ホリデー中に、就労先の企業から採用されるケースもあります!
現地採用
現地採用とは、海外に拠点がある日本企業や外資系企業などから、現地で直接雇用されることです。
日本人の場合、現地の日本企業から採用されるケースが一般的です。
現地採用を狙うことで、海外就職の難易度を下げることができます。
理由としては、就労ビザの取得難易度が容易になる可能性があるからです。企業側が採用に積極的であれば、ビザの取得に対してサポートを受けられます。
また、現地の文化やビジネスマナーを学ぶことで、将来的に他の国や企業への転職をスムーズに進めることができるようになります。
将来的にアメリカやヨーロッパなどの先進国で働くことを目的としている方は、海外就職の第一歩として、アジアでの現地採用を目指すといいかもしれません。
もちろん現地での経験は、日本国内でも高く評価されます!
フリーランス・ノマドワーカー
フリーランスやノマドワーカーとして働くのであれば、就労ビザの取得は不要です。
インターネット環境にさえあれば、場所を問わずに働くことが可能。特にIT関連の職種やクリエイティブな仕事に従事している人にとって魅力的な選択肢です。
- エンジニア
- WEBデザイナー
- 動画編集者
- WEBライター
たとえば、上記の仕事をフリーランス・ノマドワーカーとして請け負っている方であれば、海外でも問題なく生活できるでしょう。
もちろん、自分自身でクライアントを見つける必要がありますが、就労先を探すよりもハードルが下がります。
また、自由な働き方が可能なため、さまざまな国で働けるところもメリットです。一つの国に囚われずに、興味のある国を渡り歩けます。
国によっては、カフェやコワーキングスペースなど、作業に最適な環境が整っているケースもあります!
駐在員
日本企業の駐在員として海外で働くのも一つの手です。
駐在員とは、日本企業が海外の子会社・支社に対して派遣する従業員のことを言い表します。
駐在員として派遣される場合は、企業がビザの手配や住居の提供などをおこなうため、個人での手続きは少なく、スムーズに海外での生活をスタートできます。
ただし、駐在員としてのポジションを得るためには、企業内での信頼や実績が必要です。
一定のキャリアを積んでからの選択肢となる点には注意しましょう。
もちろん駐在員としての経験を得られれば、その後のキャリアにおいても大きな財産となります。
国際的なビジネススキルやリーダーシップを養う絶好の機会であり、日本国内でも高く評価されます!
まとめ
海外就職は、難易度が高く、多くの困難が伴います。ただ、適切な準備とスキルを身につけることで、難易度を下げることは可能です。
専門知識や社会人経験、留学経験など、成功に必要な要素をしっかりと理解し、準備を進めることが重要だと言えます。
また、インターンシップやワーキング・ホリデーなど、海外で働くことを目的とした、再現性の高い方法からチャレンジするのも一つの手です。
現地採用、フリーランスなど、さまざまな方法を活用して経験を積むことで、海外でのキャリアを築く道が開けるでしょう。
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監修者の紹介
田村さつき
Tamura Satsuki
<海外就職専門家>
起業家/事業家/キャリアコンサルタント
プロフィール
外資系化粧品会社でキャリアをスタートし、2010年にGJJ海外就職デスクを創業。海外就職のパイオニア兼、専門家として、テレビをはじめとするメディアへの出演実績が豊富にあり、立命館大学や阪南大学など、学生向けのグローバルキャリア支援も行なっている。
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