
- 英語が話せない人でも海外で働けるの…?
- 英語力に自信がない30代におすすめの仕事はどれ?
- 現地で語学力を身につけながら働いてみたい!
「英語力に自信がないけど、海外で働きたい」といった方の多くが、上記のような悩み・疑問を抱えているでしょう。
結論、英語力がない方でも海外で働くことは可能です。もちろん、選べる職種は限られますが、日本語だけで活躍できる仕事もあります。
そこで今回は、30代の英語が話せない方に向けて、おすすめの働き方や仕事などを紹介。30代から海外で働くメリット・デメリットについても解説しています。

田村さつき
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英語が話せない30代でも海外で働くことは可能!
海外では、日本と異なり年齢よりもスキルや経験が重視される傾向にあります。
そのため、英語力に自信がない方でも専門的な知識や実務経験があれば、海外で働くことは可能です。特に観光業やサービス業、飲食業などでは、英語力不問の求人が多くあります。
また、海外に拠点のある日系企業であれば、業務で日本語を使う機会が多く、英語力に関係なく働けることも。業務上で必要な英語表現を少しずつ学びながら働けるため、現状の英語力に自信がない人におすすめできます。

田村さつき
海外就職では「業界や職種に重きを置いて選ぶこと」が重要です!
語学力よりも実務経験や専門知識を強みとして活かせる仕事を選べば、英語が話せなくても海外で働ける可能性あは十分にあります。
ワーキング・ホリデー制度は原則30歳以下が対象
ワーキング・ホリデーは、就労ビザを取得せずに海外で働きながら滞在できる制度です。
ただし、原則30歳以下の方が申請の対象で、31歳以上の方は利用できません。オーストラリアでは、カナダやフランスなどの国籍保持者に限り35歳まで渡航が認められていますが、日本国籍の場合は「18歳以上、30歳以下の方」が対象となります。
30代におすすめの海外で働く方法
ここからは、30代におすすめの海外で働く方法を4つ紹介します。
「海外で働きたいけど、具体的なイメージが湧かない」という方はぜひ参考にしてみてください。
日本企業で海外赴任を目指す
日本企業に勤めたまま海外で働く方法として「海外赴任」があげられます。
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海外赴任とは?
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企業の海外支社や現地法人へ派遣される制度のことです。製造業、商社、金融、IT業界など、さまざまな企業で導入されています。
海外赴任を目指すには、現在勤めている会社に海外勤務のチャンスがあるか確認することが重要です。社内公募制度がある場合は積極的に応募し、なければ上司に相談して意向を伝えることも有効だといえます。
また、海外での業務に関連する専門知識やスキルを磨くことで、社内で推薦される可能性が高まります。
企業によっては、赴任前に語学研修が用意されているため、英語力に不安がある場合でも挑戦しやすいでしょう。
海外赴任は安定した収入を確保しながら海外での経験を積めるため、30代にとって魅力的な選択肢の一つです。
現地企業の求人に応募する
海外で直接雇用されるためには、現地企業の求人に直接応募する必要があります。これは「現地採用」と呼ばれる方法で、日本の企業を通さずに海外の会社に就職する形態です。
海外に強い転職エージェントでは、IT、ホテル、飲食、製造業など、他業種の海外求人を豊富に取り扱っています。
現地企業の求人情報は、海外転職エージェントや求人サイトを活用すると見つけやすいでしょう。
ただ、応募の際には履歴書や職務経歴書を英語で準備し、面接も英語で行われることが一般的なので、英語力に自信がない方にはハードルが高いといえます。

田村さつき
エージェントを利用すれば、海外企業向けの履歴書・職務経歴書の作成、面接対策などのサポートを受けられます!
フリーランス・ノマドワーカーとして働く
海外で自由に働きたい場合は、フリーランス・ノマドワーカーの選択がおすすめです。多くの場合、インターネット環境があれば仕事ができるため、国に縛られずに活動できます。
ライターやデザイナー、エンジニア、マーケティング関連の仕事は、海外で働きながら収入を得やすい職種の代表例です。
このような働き方を実現するには、オンライン上で案件を獲得できるスキルが必須です。
仕事の受注方法としては、クラウドソーシングサイトの活用や、SNSやブログを通じて自身の実績をアピールするなど多岐に渡ります。
なお、フリーランスには、時間や場所の制約が少ない一方で、収入が不安定になりやすいという側面もあります。そのため、事前にある程度の貯蓄を準備し、複数の収入源を確保することが大切です。
大人留学で学生ビザを取得する
「海外で働くことを経験してみたい」という方の場合、大人向けの留学を利用するのもいいでしょう。
英語力を向上させるために語学学校に通いながら、現地でアルバイトをするケースが一般的です。オーストラリアやカナダでは、学生ビザでも一定時間の就労が認められています。
留学をする場合、まず自分の目的に合った留学プログラムを選ぶことが大切です。語学力を伸ばしたいのか、それとも専門スキルを学びたいのかによって、通う学校や取得するビザの種類が異なります。

田村さつき
英語力を磨きながら現地の文化に慣れる時間を確保できるため、将来的に海外で長く働きたい人に適切な選択肢です!
英語が話せない30代におすすめの仕事6選
ここからは、英語が話せない30代の方に向けて、おすすめの仕事を6つ紹介します。
英語力が高い人と比べて選択肢は少なくなりますが、以下の仕事であれば、英語力不問のケースが多いです。
飲食業(日本食レストラン)
海外の日本食レストランでは、日本人スタッフが求められることが多く、英語が話せなくても働ける環境が整っています。
ホールスタッフとして接客を担当する場合でも、日本人客が多い店舗なら日本語のみで対応できるケースがほとんどです。
調理スタッフの場合は、食材の扱い方や調理技術が重視されるため、英語力がなくても問題なく働けます。

田村さつき
経験を積めば現地での昇進や独立のチャンスがあります!
日本語学校の教師
海外では、日本語を学びたい現地の学生向けに、日本語教師の需要があります。
授業は基本的に日本語で進めるため、ハイレベルな英語力は必要ありません。教える内容は初級から上級まで幅広く、会話や文法を中心に指導します。
なお、資格がなくても働ける学校もありますが「登録日本語教員」のような資格を持つ人のほうが採用されやすくなります。
コールセンター
海外の日系企業が運営するコールセンターでは、日本語に対応できるオペレーターの需要が高くあります。
業務内容は、日本国内の顧客からの問い合わせに日本語で対応することが中心です。そのため、英語を使う場面はほとんどありません。
特にアジアや中南米の国での需要が高く、給与は現地水準に合わせられますが、生活費が安い地域では十分な収入を得られるでしょう。

田村さつき
未経験でも研修制度が整っているため、英語が苦手な人でも始めやすい仕事の一つです。
ホテルスタッフ
海外のホテルでは、日本人観光客向けのサービスを提供するために、日本語を話せるスタッフが募集されています。
特にフロント業務やゲストリレーションなどの職種では、日本人客の対応が必要です。そのため、英語が話せなくても、日本語を活かせるポジションで働けます。

田村さつき
接客経験があると採用されやすく、キャリアアップの機会もあります!
美容師
日本の技術を持つ日本人美容師は、日本人が経営する美容室で働ける可能性があります。
なお、アジアや欧米の都市では、日本人向けの美容室があり、日本語のみで接客できるケースも珍しくありません。
また、技術が求められる仕事のため、英語が話せない人でも施術に集中できます。現地での資格取得が必要なケースもありますが、美容師の経験があれば優遇されることが多いです。
日本人向けのツアーガイド
観光が盛んな地域では、日本人旅行者向けのツアーガイドの仕事があります。
業務内容は、観光名所を案内しながら歴史や文化を説明することが中心です。旅行会社に雇用される場合もあれば、フリーランスとして働くこともできます。
なお、説明は日本語で行うため、英語力がなくても問題ありません。ただし、現地スタッフや施設の担当者とやり取りする際に、基本的な英語を使う可能性があります。
30代が海外で働くメリット4つ
ここからは、30代が海外で働くメリットを紹介します。
「海外で働くことに興味はあるけど、どんなメリットが得られるのだろう…」と気になっている方はぜひ参考にしてみてください。
収入を高められる可能性が高い
海外では、特定の職種や業界で、日本よりも高い給与を得られる可能性があります。
特にITや金融、専門職などの分野では、給与水準が日本よりも高いケースが一般的です。実際にシンガポールやアメリカでは、経験豊富な専門職の年収が、日本よりも大幅に高い傾向にあります。
さらに、海外の企業は成果に応じた報酬制度を採用していることが多く、実力次第で昇給やボーナスが増えるチャンスが多いです。そのため、現状のスキルを活かせる仕事を選べば、収入アップに期待できます。
ライフワークバランスが充実している
海外では、仕事とプライベートのバランスを重視する文化が根付いている国が多くあります。
たとえば、ヨーロッパでは労働時間の規制が厳しく、残業が少ない職場が一般的です。オーストラリアやカナダでは、有給休暇を長く取得できる企業も多く、家族や趣味の時間を確保しやすい環境が整っています。

田村さつき
このように、ライフワークバランスの良い国で働くと、精神的な余裕が生まれ、結果的に仕事のパフォーマンス向上にもつながりやすい傾向にあります!
英語力・語学力を身につけられる
海外で働くと、日常的に英語や現地の言語を使う機会が増えます。そのため、日本にいるよりも実践的な語学力を効率的に身につけられるでしょう。
職場では業務で必要な英語を使うため、自然と専門用語やビジネス表現を学ぶことが可能。生活の中でも買い物や手続きなどで現地の言葉に触れるため、日常会話のスキルが向上します。

田村さつき
このように、海外での仕事と生活を通じて、実践的な語学力を高めることが可能です!
交友関係を世界に広げられる
海外で働くと、現地の人々だけでなく、さまざまな国の同僚や友人と出会う機会があります。
多国籍の職場では、異なる文化や価値観を持つ人々と協力しながら働くこと重要です。そのため、仕事を通じて自然と国際的な人脈を築けます。
また、仕事以外でも、現地のイベントや交流会に参加することで、世界各国の人々とつながるチャンスが増えます。このような経験は、将来的なキャリアの選択肢を広げるうえでも大きな強みとなるでしょう。
30代から海外で働くデメリット・注意点
ここからは、30代から海外就職を目指す方に向けて、注意点やデメリットについて紹介します。
事前に以下のポイント把握しておけば、移住後に後悔せずに済むので、それぞれ目を通してみてください。
年齢よりも経験・スキルが重視される
海外では、年齢よりも実務経験や専門スキルのほうが重要です。
そのため、30代から未経験の職種に転職することは難しいでしょう。特に専門性が求められる職種では、実績がないと採用されにくい傾向にあります。

田村さつき
海外で働くためには、事前に必要なスキルを習得し、自分の強みを明確にすることが重要です。
日本よりもリストラの可能性が高い
海外では、企業の業績が悪化すると人員削減が行われることが一般的です。
特に成果主義の企業では、実績が少ない人材は解雇の対象になりやすい傾向にあります。
日本のように終身雇用の文化がないため、一つの会社に長く勤められる保証はありません。
そのため、転職の機会を常に意識し、スキルアップを継続する意識が重要です。リストラのリスクを考慮し、複数のキャリアプランを準備しておくように心がけましょう。
研修制度を設けていない企業がほとんど
日本とは違い、海外には新入社員向けの研修制度を設けていない企業が多くあります。
たとえば、現地採用の場合、即戦力としての働きを期待されることが一般的です。日本のように数週間〜数か月程度の研修がないため、入社後すぐに業務をこなす必要があります。

田村さつき
そのため、事前に仕事内容や必要なスキルを理解し、自分で学ぶ姿勢を持つこと重要です。業界ごとに仕事の進め方にも違いがあるため、入社前に確認しておくといいでしょう。
定期的にビザの更新が必要
海外で働くには、原則就労ビザの取得が必要です。また、定期的に更新のタイミングが訪れます。
就労ビザを更新するためには、雇用契約の継続や一定水準の所得などが必要となるケースが一般的です。これらの条件を満たせなければ更新を認めてもらえない可能性があります。

田村さつき
更新のタイミングを把握し、期限切れにならないように準備することが重要です。雇用主からサポートを受けられるか事前に確認しておくと安心できます!
福利厚生が充実していないケースが多い
海外では、日本の企業のように充実した福利厚生を提供していない企業が多くあります。
特に中小企業の場合、健康保険や退職金制度などが整っていないところが多いです。
また、有給休暇の取得ルールや医療費の補助制度が日本と異なる場合もあります。そのため、入社前に福利厚生の内容を確認し、不足する部分は自分で補う準備が必要です。
現地の医療保険に加入するなど「自分の生活を守るために何が必要か」確認しておきましょう。
30代が海外で働くには何が必要?
ここからは、30代が海外で働くために必要なことを紹介します。
以下のポイントを押さえることで、海外で働ける可能性を高められるので、それぞれ目を通してみてください。
英語力・語学力を高める
海外で働くためには、英語や現地の言語を理解できるスキルが重要です。
多くの企業では、業務上のコミュニケーションに英語を使用するため、最低限の会話力が求められます。
特にビジネスメールや会議での発言が必要な職場では、実践的な語学力が不可欠です。
そのため、日常業務で使うフレーズを事前に学び、オンライン講座やアプリを活用してスキルを磨いておくと良いでしょう。語学力を高められれば、就職の選択肢を広げられます。
エージェントからサポートを受ける
海外で働きたい30代の方には、エージェントの活用がおすすめです。
履歴書の作成や面接対策などに対してサポートを受けられるので、スムーズに転職活動を進められます。希望条件に合った求人を紹介してもらえるところもメリットです。
特に海外勤務の経験がない方にとって、現地の雇用条件やビザの手続きを把握することは難しいため、専門家のアドバイスを受けると良いでしょう。

田村さつき
企業との交渉も代行してもらえるので、希望に沿った待遇で採用される可能性を高められます!
まとめ
ここまで、30代の方に向けて海外で働く方法を紹介してきました。
30代に限った話ではありませんが、海外ではスキルや経験を重視しています。そのため、20代の頃に経験した業種への転職が基本的におすすめです。
ただ、中には未経験の業種に転職したい方もいるでしょう。実際に転職できるかは、希望条件やその人のキャリアなどによって異なりますので、ぜひ一度弊社(GJJ株式会社)の無料カウンセリングにお申し込みください。

田村さつき
もちろん、これまでのキャリアを活かして、収入アップやライフワークバランスの充実などを目指す方からの申し込みもお待ちしております!

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監修者の紹介
田村さつき
Tamura Satsuki
<海外就職専門家>
起業家/事業家/キャリアコンサルタント
プロフィール
外資系化粧品会社でキャリアをスタートし、2010年にGJJ海外就職デスクを創業。海外就職のパイオニア兼、専門家として、テレビをはじめとするメディアへの出演実績が豊富にあり、立命館大学や阪南大学など、学生向けのグローバルキャリア支援も行なっている。

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