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3月のトピックは、「後悔」です。
「海外移住」と聞くと、華やかでキラキラしたイメージが思い浮かびますが、異国で働き生活するには苦労はつきもの。理想と現実のギャップに悩むこともあるはずです。いいことばかりでない海外生活の現実をアンバサダーの皆さんに素直に語っていただきます。
そもそも「後悔」とは?
タイでの生活を振り返って、「後悔なんてないな」と心から思います。そもそも、「後悔」って何だろう? 定義が少し曖昧なので、まずは整理してみます。
“取り返しのつかないことに対して、あとからくやしく思う感情の強い語。「悔いる」は、自分のしたことを残念に思う意。 反省したり悩んだりという道徳的な面も含む。 恥じて改めたいと思う気持ちもあわせもつ語”
Googleで調べると、上記のように定義づけされていました。日常会話では、「自分のしたことを悔いる」に近い意味で後悔という言葉を使っている人が多い印象です。
つまり、「後悔」とはネガティブなイメージを持つようです。とすると、私にとってはやはり、「後悔」はないように思います。

自分の人生は自分だけのもので、その時々に思ったこと、したいことを連続した結果が今であるだけ。そこにネガティブな感情はありません。
反省して、「もっとこうすれば良かった」とは思うことはあります。しかし、落ち込んだり、気持ちがマイナスな方向にいったりすることは、あまり好きではありません。
ネガティブな思考や感情に自分の脳のキャパシティーを使うのはもったいない。それなら、楽しいことや意味あることを考えたほうが、将来が良くなる。こんな風に考えるので、私の場合、脳内に「後悔」という言葉は収納していないと思います。
失敗したことは数知れず
そこで、私なりに「後悔」を、「失敗」という視点に変換して、書いてみたいと思います。
思い出すと、当時の馬鹿な自分に対して、「そんな事あったな。ふふっ」と笑ってしまいます。でも失敗なんて笑い飛ばすくらいで良いと思います。何かの歌の歌詞にもそんな言葉ありましたかね。

タイで起業する私が、真っ先に思いつく失敗は下記のようなことです。
- 起業した時に、自分の貯金で事業ができる範囲を誤算したこと
- 起業した時に、人のお金に頼る難しさを知らず、人のお金を軽視したこと
- 組織も仕組みもないのに、スタッフによる売上を期待してしまったこと
- 飲みすぎた日のこと
- 車やバイクの事故を起こしたこと
失敗は学びに ポジティブな変換
失敗って次に必ず生きますよね。失敗した経験から、発展的な考え方ができたり予防ができたりと。様々な形で、失敗はポジティブに変換されていくと思います。
上記の失敗に合わせて学んだことを書いていきたいと思います。
- 資本(自己・借入問わず)について、深く考えるように
- 会社員と同じで意思決定を自分の思い通りにするのには根回しが重要。他人資金を活用する方法は向かないと気づいた
- 組織や仕組みを作る、もしくは稼げるビジネスモデルを構築したらいいと学んだ
- 飲んでも飲まれちゃダメだ
- 眠気やよそ見は天敵。常に120%運転に集中(※お客様を乗せた運転は200%安全運転なので、そうじゃない時限定の話)
失敗した時間だけは取り戻せないですが、時間以外なら取り戻せるような気もします。人生長いですからね。失敗からの学びを活かして、もっと進めば良いだけです。
雇用されるか、自営するか
「失敗」は、会社員と私のような起業家では、捉え方が違う面もあると思います。
サラリーマン(雇用される側)は失敗しないために、多くを学び、仕組みを作りますが、自営業の場合、挑戦して失敗したほうが早い場合もあります。
先に多くの時間を使って学んで、成功していくのも道ですが、とっとと失敗して、失敗事例を活かして次に成功したほうが早いケースもあります。
雇用される側は、時間を使って成功を買っていますが、
自営側は、お金で失敗を買って、次の成功に繋げる。
そんなイメージです。
それでも慣れないことも
バンコクでの生活を始める前にやっておけば良かったことも考えてみたのですが、特に思い付きませんでした。
なぜなら私自身ほとんど何も準備していなかったからです。旅行でタイに来たことはありませでした。日系企業数やタイ在住邦人数をなどの数字を見て、日本人が仕事をしやすい環境であることを魅力的に感じていました。
また、当時はネットや動画の情報も少なく、来て知ることのほうがよほど重要でした。

未だに慣れないことは、仕事の取り組み方です。私の実体験からすると、単純労働系に従事するタイ人は何も考えずに、言われた仕事しない人が多い気がします。もはやお願いした仕事の50%でもやってくれれば、まだマシな方と言えるかもしれません。
時には、まったく意図が通じなかったり、モラルや思考が足りていないと感じたりすることもあります。日々息をするかのようにトラブルに合い、ちょっとしたストレスを感じます。
こうした面は今でも慣れず、「さすがに、、、」というレベルの事態に遭遇すると、「いい加減にしろよ」と怒りたくなることもあります。
それは変わって欲しいことではあるのですが、そんな「ちょっといい加減なタイ」だからこそ、自分自身も多少いい加減に気楽になれる面もあるので、何事も良し悪しです。 気づけば在タイ歴は10年超え。これからもイライラしながら、でも気楽に楽しく過ごせるタイにずっと住んでいくのだと思います。
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