会話はほどほど、テキスト重視で誤解回避!
タイで働くために求められる英語力は?と問われたら…。ズバリ!私は英検3級、TOEIC500点以上で大丈夫だと思います!
英語がペラペラのタイ人は一部の超エリート層を除くとあまり多くはありません。そのため、難しい単語や表現を使うことは少なく、大卒や一般的なレベルの英語力があれば、会話でもテキストでも仕事で必要な最低限のコミュニケーションは可能だというのが、私の経験から思うことです。ただ、もちろん業種や職種によってはもっと高い英語力が求められることはあります。
ネイティブではない者同士での会話は、誤解や理解不足になる可能性が高くなります。日本人側、タイ人側どちらの英語力が欠けていても、会話がうまく嚙み合いません。
仕事においては、できる限りメール・Line・Messengerなどテキストでやり取りをすることで、コミュニケーションミスを事前に起こさないようにする事が大切です。
テキストでやりとりする場合、私の経験上、英検3級、TOEICで500点程度の表現や単語を使えれば、ほぼ誤解なくコミュニケーションが続き、仕事をする上で問題ないだろうと感じます。
非ネイティブ圏、英語は上達するの?
個人的な印象ですが、非ネイティブ圏でも、英語力は上達していくと思います。特に多国籍な人種が働くタイでは、タイ人と外国人との会話において圧倒的多数で使われるのは英語です。タイに来れば、タイ語を話せない限り必然的に英語を使って生活し、働くことことになります。仕事面ではもちろん、コンドミニアムの賃貸や携帯プランの申し込みなどでも契約書で英語を使う機会も多いでしょう。
またタイ人で日本語を話せる割合よりも、タイ人で英語を話せる割合のほうが圧倒的に多いです。英語に触れる機会はいくらでもあるので、本人のやる気と工夫次第で、英語能力は向上していくと思います。
タイ語ができれば大きなアピールポイントに
これは「タイ語は使えたほうが良い」と私は思います。
特にバンコクで働く場合、英語が話せるタイ人は多いです。更に日系企業であれば、かなり流暢に日本語が話せるタイ人もいることが多いです。実際、タイ語が話せなくても、英語や日本語で仕事ができてしまう場合は多くあります。ただやはり、タイ人みんなが英語や日本語が話せるわけではありません。
タイ語ができれば、タイ語しかできない人達と仕事ができるようになり、間違いなく仕事の幅が広がります。特に私は、タイで起業しているのでそう実感するのだと思います。タイ語学校の運営ではタイ人のスタッフを雇い、不動産事業ではコンドミニアムのオーナーさんたちとタイ語で交渉し、最近ではタイの地方で肉牛繁殖ファームの運営も始めました。おまけに妻もタイ人で家庭の中でもタイ語です。今や英語よりもタイ語の方が圧倒的に得意です(笑)。
私の場合は少し特殊かもしれませんが、実際にタイ語ができると選択肢の幅が大きく広がるというのは事実です。例えば、タイは昔から日系企業の工場が数多く進出してきた歴史があります。工場があるのは地方で、地方に行くほど英語を話せる人は少なくなります。タイ語ができれば、現地スタッフともコミュニケーションがとれるので、マネージャーや拠点責任者として働くにはぐっと有利になります。
もしあなたが転職の幅を広げる、もしくはタイに長く住むことを目指すなら、自分を売り込みできるようにタイ語は確実に勉強しておいたほうが良いと思います。
では求められるレベルは実際どうかというと…
個人的に思う水準は:
△最低限の日常会話習得目安: 週2回、1回2時間の勉強を1年間。 2hx2回x4週x12か月=192時間
▲最低限のタイ語の読み書き: 週2回、1回2時間の勉強を2年間。 2hx2回x4週x24か月=384時間
これくらいのタイ語学習をすれば、キャリアアップの際に一定の評価ポイントがつくのではないかと思います!
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