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1月のトピックは、「今年の抱負」です。
海外移住したアンバサダーの皆さんに、これまでの海外生活を振り返って、今年チャレンジしたいことを語ってもらいます。
マレーシアに移住して早くも1年半が経過しました。
移住を決めた理由は、キャリア形成と子どもたちにグローバルな教育環境を提供したかったから。果たしてこの目標は叶いそうなのか?2024年を振り返りつつ、今年の目標について考えてみたいと思います。
「仕事と家庭」完璧なバランスを達成
去年の今頃は、マレーシアのBPO(バックオフィス業務や顧客対応を代行する)企業に入社して半年が経ったころ。業務にも慣れ、次男も保育園に通い出し、生活リズムも安定しました。仕事はシフト制ですが、子育て中ということを考慮してもらい、基本的に朝7時半から夕方5時の枠で働いています。
子どもが病気になった時など緊急の要件は、主夫である夫が対応。けれど、夫は英語が不得意なため、学校の面談など私がサポートに入る必要があることも多々あります。夫が主夫でも、会社からの理解はなくてはならないものです。
子どもが幼いため、「ママがいい!」と駄々をこねる時も。私も「子育て全てを夫に委ねて、自分は100%仕事に没頭!」と振り切るのは難しいもの。将来子どもたちに母親との思い出がほとんど無いとなってしまっては、マレーシアに移住してきた意味もなくなってしまいます。
移住を決めたもう一つの大切な理由が、家族と過ごす時間を持つこと。今は、夫70%、私30%というバランス感覚で主婦(夫)業をこなしています。
子育てと両立しやすいBPO企業
BPO企業で働いてみて、子育てとの両立のしやすさを実感しています。
まずは、基本的に家に持ち帰ってしなければならない業務がないこと。加えて、残業も任意で、やった分だけお給料に反映します。
子育てにはお金がかかります。私は17時に通常業務が終了した後、毎日のように1時間残業してプラスaの収入を確保。日本にいたころはその1時間がお金にならない通勤時間だったので、生産性が高くなったことは移住したメリットのうちの大きなひとつです。
就職活動をしていた頃は、BPO以外の職種も検討していて、前職のバックグラウンドを活かした航空業界やその他ホスピタリティ業界なども挑戦しました。
しかし面接を進めるうちに、それらの企業は内容的に業務時間外であっても仕事に割く時間が多そうで、パーフェクトなバランスで仕事と子育てはできなさそうと感じました。結果的にBPO企業を選んだことは、今の私には正解だったと感じます。
キャリアアップもチェンジも自分次第
今年のキャリアにおける目標は、挑戦し続けることです。
「BPO=コールセンター」というイメージが強く、この業界はキャリアに繋がりづらいと思われがちです。
しかし、私はそうは思いません。BPO企業は様々な大企業の業務委託を引き受け、内容も営業や人事、経理など企業相手のB to B業務から、カスタマーサポートのような個人相手のB to C業務まで、入社する会社によって求められるスキルも身につくスキルも違うからです。
また社内にも多くのチャンスに溢れています。管理職、人事部、品質管理部など、様々な職種で定期的に内部募集がかかるからです。条件さえクリアすれば誰でも挑戦することが可能です。20代の管理職も多い一方、50代の新入社員もいます。年齢は関係なく、自分次第でどんなキャリアも描いていける環境です。
実は、かくいう私も先日人事部の社内募集に挑戦しました。英語での面接や課題提出など、子どもたちが就寝した後で必死に準備はしたものの、今回は残念な結果となりました。
それでも日本にいたころは、40代でホスピタリティ業界出身の私が急に人事のお仕事に就くということはかなり難しく、書類すら通らない状況だったことを考えると「夢がある!」と思えた次第です(笑)。
落ちたって次のチャンスを狙えばいいのです。合否は、運と会社の内部事情によるところも大きく、自分の実力以外の要因で事が動いていることが多々あります。
結果に一喜一憂せず、自分に風が吹くタイミングを逃さないように、常にアンテナを貼り続けること、挑戦し続けることを目標に2025年も行動していきたいと思っています。
子どもには母語の教育も
もうひとつ、大切な子育ての目標は、「日本語の教育」を本格的にスタートさせることです。
今年は、長男がインターナショナルスクールの小学部に入学。日本の教育システムから外れて、自分たちの価値観で色々なことを選びとっていかなければなりません。
心配しているのはやはり母語の発達。マレーシアでは英語中心の生活ですが、日本語はアイデンティティ形成のための重要な役割を果たすと思っています。
マレーシアには、日系の塾や日本語を一緒に学ぶコミュニティなども多いので、今年は様々なコミュニティに顔を出して、英語やグローバル教育だけでなく日本語と触れ合う機会を増やしていきたいと思います。子どもたちにとってもチャレンジングな1年となりそうです!
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