世界各国から現地のリアルな情報をお届けするアンバサダー発信。
1月のトピックは、「今年の抱負」です。
海外移住したアンバサダーの皆さんに、これまでの海外生活を振り返って、今年チャレンジしたいことを語ってもらいます。
Goedemiddag! オランダよりRikoです。
Happy New Year ! 今年もどうぞ宜しくお願いします。
「2025、New Start, New Discoveries, New Adventures」(新しいスタート、新しい発見、新しい冒険)ということで今年の抱負は「新たな発見」を意識した年にしたいと思っています。
オランダで生活していると、オンとオフがしっかりしていて、プライベートの時間がたっぷりあります。そこで、プライベートの時間を充実させるということに焦点を置いて5つの抱負を決めました。
①月に2回の新しい献立チャレンジ
海外に移住してから大変なことはたくさんありましたが、その一つが食生活です。
日本では両親と生活していたこともあり、食生活では毎日栄養満点の美味しい食事を食べることができていましたが、移住後はオランダの限られた食材を使いながら自炊をしてきました。一人暮らしだとなおさら、毎回毎回バランスのとれた食事を作ることが難しいのも事実です。
またオランダ移住3年目にして新たな気づきがありました。
それは自分にとって日本食は欠かせないものだ、ということです。今まではそこまで日本食にこだわりを持ったことがなく、日本で生活していた時はむしろ洋食や海外の食を好んで食べていたほど。和食に対してそこまでありがたみを持ったことがなかったのです。
しかし昨年のある日突然、食欲不振に陥った際に日本食しか食べたくない時期がありました。自分でも驚きでしたが、これが自分にとってのComfort Food=「食べるとホッとする食べ物」なんだなという発見がありました。
Comford Foodが日本食だったということにたどり着き、もっとレパートリーを増やしたいと思うように。
オランダの食事は以前 紹介したように、外食は値段の割には美味しくなく、スーパーにはお惣菜など気軽に食べられる便利なものがありません。自炊のクオリティーを上げるべく、今年の目標は「料理のレパートリーを増やす」です。
そのために月に2回は新しい献立にチャレンジし、食から得る小さな幸せを発見していきたいです。
②少なくとも2ヶ月に1回は新しい人に出会う
社会人になってからの友だち作りは想像していたよりも難しく、海外移住をして初めて気づいたもどかしさ。こちらも前回の記事で友だち作りに奮闘している様子を書かせていただきました。
今年の目標は、とにかく出会いのきっかけを増やして、新しい人と交流すること。移住してからの3年間は、仕事の後にわざわざ時間を割いて、見ず知らずの人たちが集まるパーティーや、毎回毎回同じ自己紹介を繰り返すことを億劫に感じていましたが、今年はその殻を破って、少なくとも2ヶ月に1回は新しい人に出会うということを意識して実行に移そうと思います。
もしかしたらそこから新たな趣味の発見につながるかもしれないし、いろんなバックグラウンドを持った人と出会うことで、新たな自分を発見できるかもしれません。
全ての人と「友だち」になれなくても、1回1回の出会いを通して、新たな発見をし、その中から一人や二人、友だちと呼べるような関係性を築いていければいいのかなと、思っています。
③毎日15分、オランダ語に触れる
次は、オランダ語の勉強。
今年こそは、ということで毎日15分、コツコツと語彙やスピーキングの練習をしようと思っています。目標は市民化テストA2レベルの合格をすることです。
2025年はオランダに移住して4年目に入ります。5年間住むと永住権の申請が可能になりますが、そのために「市民化テスト」の準備が必要になります。
市民化テストとは簡単に言えばオランダ語のテストです。
1)スピーキング 2)リスニング 3)ライティング 4)リーディング 5)オランダ社会についてという5項目に分かれており、すべてに合格する必要があります。合格までの勉強時間は約200時間と言われていて、そこまで難しいテストではありません。それでも、全く新しい言語なので、しっかりとベースを整える必要があります。
④ポジティブに生きる
オランダに来て気づいたことの一つに、オランダ人(に限らず欧米人)はポジティブな人が多い。日本人は生物学的にもネガティブ思考の多く、幸福度の低い国の一つとして挙げられることが多々あります。実際に日常生活で欧米人と接する中で、物事への考え方が自分はかなりネガティブだと感じることが多くあります。
旅行中に予定していたお店が閉まっていた、風邪をひいて数ヶ月前から楽しみにしていたイベントに参加できなかった、ワイングラスが割れてしまった……。
こうした日常生活で起こる些細な出来事に一つ一つショックを感じるよりも、「This is what it is!」という、なってしまったことはしょうがないという考え方をしている人が多いです。、彼らからよく言われるのは、「This is not the end of the world」、そう、人生の終わりではないのです。
こうした些細な日常の出来事に対してポジティブに生きられるように考え方のシフトをしていこうと思います。そう考えられるとおそらくほとんどが大した悩みではなくなっていくような感じがしてきます。
〇〇が起こるかもしれないから…、といったリスクに対して防衛的な姿勢をとるのではなく、何かが起こってから考えよう、やってみたいことはやってみる、といった冒険的な考え方に変えること。そして、素直に、臨機応変に行動し、小さな日常生活の喜びに感じられるような人になりたいと思っています。
⑤年に1回は両親と旅行する
これが最後の抱負です。
今オランダで生活できているのも、ここまで育ててきてくれた両親のおかげ。
昨年は母親とイタリアやインドへ、一昨年は父親とドイツとスイス旅行。今まで見たことのない世界を見せてあげたい、という思いを込めて、毎年世界のどこかを両親と一緒に行けたらいいなと思い計画を立てています。
日本とオランダ、今では簡単に行き来はできるものの、やはり離れていると日本で一緒に生活していた時とは違った感情が生まれます。今まで当たり前だった存在、オランダに来て改めて気づいた両親の愛情、海外移住をするとこういったことに気づかされると思います。
今年も感謝の気持ちを旅行を通して伝えていきたいと思っています。
コメントを残す