大学・専門学校を卒業した後に、海外就職したいと考えている人もいるでしょう。
- 新卒一年目でも海外就職できる?
- 英語不問で働けるのかな…
- 日本と海外の就活事情について知りたい
しかし、日本の就職活動とは事情が異なるため、上記のような不安・疑問を抱えている方は、在学中に正しい知識を身につけることが重要です。
そこで今回は、累計1,000人以上のサポート実績を持つGJJ株式会社が、新卒で海外就職を実現するために役立つ情報をシェアします。
もちろん今すぐにではなく、将来的に海外で働きたい方にも役立つ情報を紹介しているので、海外でのライフスタイルに興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
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海外の就活事情とは?日本との違いを解説
ここからは、海外と日本の就活事情の違いについて紹介します。
海外就職するまでの具体的な流れについても紹介しているので、海外で働くことを視野に入れている方はぜひ参考にしてみてください。
海外の大学生は卒業してから就活を始める
日本とは違い、海外では多くの学生が卒業後に就職活動をスタートする流れが一般的です。
欧米では特にインターンシップが重要視されており、在学中に実務経験を積んでいる学生もいます。
企業が即戦力として働ける人材を求めている背景から、日本のように「新卒一括採用」という枠組みは基本的にありません。学生が個別に就職活動を行うため、タイミングや流れ異なります。
そのため、インターンやアルバイトなどで、少しでも現地のビジネス感覚を身につけておくことが重要です。
日本と異なる採用スケジュールや文化に早い段階から慣れておくことで、安心して卒業後の就職活動に臨むことができるでしょう。
研修制度はなく即戦力が求められる
海外企業では、新卒者に対する研修制度がほとんどありません。
また、研修制度を設けていたとしても、非常に短期間で終了する場合が一般的です。
即戦力として働ける人材が求められるため、企業は研修に時間をかけず、実務経験や専門知識を備えた人材を重視します。
日本企業では、新卒向けに数ヶ月〜数年程度の研修がおこなわれていますがが、海外では「自ら学び、自ら成長する」ことが常識です。
そのため、特に海外で新卒として働きたい場合には、大学在学中にインターンシップやアルバイトで現地のビジネス環境を体験しておく必要があります。
語学力だけでなく、実践的なスキルや即応力が求められるため、日本での就職活動とは異なる視点でスキルを磨くことが重要です。
在学中に語学力やビジネススキルを習得し、面接でアピールできる実務経験を積むことで、即戦力として働きやすくなります!
海外就職するまでの流れを6STEPで紹介
海外就職するまでの一般的な流れは以下の通りです。
まずは、海外就職エージェントに相談しましょう。
学生が自ら海外求人を検索して応募することはハードルが高く、専門家からのサポートが必要です。
次に、履歴書・レジュメを作成します。英語で作成するケースが一般的なので、この段階でも専門家からのサポートが役立つでしょう。
その後、気になる企業に応募し、面接を受ける流れです。採用に至った場合は、ビザの取得手続きや移住の準備を進めていきます。
新卒でも海外就職を実現しやすい5つの方法
ここからは、新卒でも海外就職を実現しやすい方法を紹介します。
「卒業後に海外で働きたいけど、どんな方法があるかわからない」といった方は、ぜひ参考にしてみてください。
海外の会社に直接応募する
新卒で海外就職を目指すなら、海外の会社に直接応募するのも一つの手です。多くの企業は国際的な視点を持った新卒を募集しています。
応募前に企業や業界について十分にリサーチし、現地で評価される履歴書やカバーレターを用意しましょう。
日本とは異なるフォーマットの書類が必要となるため、準備段階から現地の文化やニーズを反映させることが重要です。
新卒で海外就職を実現できれば、海外の企業でのキャリアを早い段階からスタートさせることができますし、グローバルなキャリア形成に繋がる第一歩となります。
応募前の書類作成や求人情報などについて気になる方は、ぜひ一度弊社の無料カウンセリングに申し込んでみてください!
海外企業のインターンシップに参加する
海外就職を目指す場合、インターンシップに参加することは非常に有効な手段です。
インターンシップでは、実務経験を通じて現地のビジネスマナーや業務の進め方を学べます。
新卒の段階から、即戦力として活躍するための経験を積めるところは大きなメリットです。
また、インターンシップが終了した後にそのまま正社員として採用されるケースも多く、就職につながるチャンスがあります。
応募する際には、自分の強みやスキルを活かせる企業や職種を選び、履歴書や面接で具体的な目標や意欲を伝えることを意識しましょう。
インターンシップは実務経験を積めるだけでなく、現地での人脈づくりにもつながります。
海外勤務できる日本の企業に就職する
新卒でいきなり海外に渡るのが不安な場合は、海外勤務の可能性がある日本企業への就職がおすすめです。
グローバル企業や商社では、入社後に海外拠点で駐在員として働く機会が与えられています。
駐在員を目指すなら、日本でキャリアをスタートさせつつ、将来的に海外での実務経験を積むことが可能です。
また、日本企業の海外拠点には「研修・サポート体制が整っている」といったメリットがあり、異文化適応や語学面での不安が軽減されます。
会社からビザ取得に関するサポートを受けられるケースが多く、ビザ取得にかかる手間が少ないところも駐在員の魅力です!
ワーホリ(ワーキング・ホリデー制度)を活用する
ワーキング・ホリデー制度を利用すれば、学生でも海外での実務経験を気軽に体験できます。
一定期間、滞在国で働けるため、現地の企業で就業経験を積みたい方に最適な方法です。
語学力や異文化適応力を向上させることができ、学生でも受け入れられやすい環境が整っています。
また、働きながら現地の生活を体験できるため、海外でのキャリアを検討している人にとって、実際に生活する国の環境や文化に触れる良い機会となるでしょう。
未経験からの海外就職に最適な方法です!現地で経験を積み、キャリアの第一歩を踏み出したい方は、ワーホリ制度を積極的に活用してみてください!
ブリッジング・プログラムを受講する
新卒で海外就職を目指すなら、ブリッジング・プログラムの受講も有効です。
ブリッジング・プログラムとは、外国人が現地での就労に必要なスキルや資格を身につけるための教育プログラムのことです。
プログラムを通じて専門スキルやビジネスマナーを学べるため、即戦力としてのスキルアップに期待できます。
さらに、プログラムの終了後に企業から直接オファーを受けるケースも多く、現地就職への近道となることも。日本と異なる採用基準に対応するための学びの場として適しており、現地での就職活動に自信を持って臨む体制を整えられます。
ブリッジング・プログラムも、未経験から海外就職を実現するために有効な方法です!
新卒一年目から海外で働くために必要なスキル3選
ここでは、新卒一年目から海外で働くために必要なスキルを紹介します。
在学期間中に海外で役立つスキルを習得しておきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
英語力・語学力|英語不問で就職できる企業は少ない
海外で働くためには、ビジネスレベルの英語力や現地語を習得ことが非常に重要です。
英語圏でなくとも、英語は国際ビジネスの共通言語です。ほとんどの企業が、コミュニケーションに英語を使用しています。
なお、海外求人の中には「英語不問」と記載がある職種も一部ありますが少数派です。語学力があることでキャリアの幅が一気に広がりますので、身につけておいたほうがいいでしょう。
また、職場での信頼や業務の効率にもつながります。語学ができない場合、現地での適応に時間がかかる可能性があるため、就職前からTOEICやIELTSなどの取得や、実践的な会話練習を積むことが重要です。
英語力は、海外での職場環境にスムーズに適応し、キャリアアップを実現するための基礎となる重要なスキルです。
専門性の高いスキル|エンジニア・営業など
専門性の高いスキルは、海外就職を成功させるための強力な武器となります。
特にエンジニアや営業など、企業にとって即戦力となる職種は需要が高く、新卒でも採用されやすくなるでしょう。
なお、プログラミング能力や営業のノウハウ、商談力などがあると、海外企業での業務にも直結し、ビジネスの成果を出しやすくなります。
こうしたスキルは、就職後も自己成長とキャリアの基盤となるため、在学期間中に習得しておくべきです。
スキルの習得にあたって、海外で役立つ資格を取得したい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
行動力|主体的に動ける人材が重宝される
海外で活躍するためには、主体的に動ける行動力が非常に重要です。
特に新卒で初めての海外就職に挑む場合、困難に直面しても自ら考え、行動に移せる主体性が求められます。
日本と異なり、海外では自己主張や自主的な意思決定が評価されるため、受け身ではなく積極的にプロジェクトに取り組む姿勢が大切です。
また、行動力があれば、新しい環境にも素早く適応し、現地の人々との関係を構築しやすいでしょう。
たとえ失敗しても、学びを次に活かせる力があれば、結果として成長に繋がり、職場での信頼も高まります!
海外で働くほうが年収は高い?新卒から海外就職するメリットを紹介
新卒から海外で働く代表的なメリットは以下の通りです。
海外就職の大きな魅力のひとつは、日本よりも年収が高い国で働くチャンスがあることです。
特にアメリカやシンガポール、香港などの経済が発展した国々では、業種や専門スキルによっては日本以上の給与が見込めます。
もちろん、将来的に世界で活躍できるグローバル人材へと成長するチャンスが広げられるところも魅力です。
海外で働くことで、ビジネスレベルの英語力やその他の語学力が身につき、国を問わず需要の高い人材へと成長できます。
また、異なる働き方や休日の過ごし方に触れられるところも海外就職のメリットです。日本より自分の時間を大切にしやすい傾向にあります。
海外就職における注意点・デメリット
海外就職には多くのメリットがある一方で、注意点やデメリットも存在します。
まず、ビザの取得や更新の手続きが複雑です。国によっては、取得時に非常に高い要件が求められる場合があります。
また、医療制度や福利厚生が日本と比べて整っていない可能性があり、不安を感じることもあるでしょう。
さらに、日本でのキャリア形成とは異なり、実力主義の側面が強いため、成果が出ないとリストラされるリスクもあります。
こうした環境の違いに対して、事前に十分なリサーチを行い、自身の適応力や必要なスキルを磨いておくことが重要です。
ビザの取得や海外で働くことなどに関する不安を解消したい方は、ぜひ一度弊社にお問い合わせください!
まとめ
ここまで、新卒で海外就職する方法について紹介してきました。
海外では、即戦力となる人材の需要が高いため、新卒一年目から働くことを目指すなら、在学期間中に語学力や実務経験を通じてスキルを身につけたほうがいいでしょう。
ワーホリ制度やインターンシップなどを活用すれば、比較的ハードルを下げて、海外で役立つスキルや経験を得られるので、学生の方はぜひ検討してみてください。
また、弊社では新卒向けの無料オンラインセミナーを定期的に開催しています。将来的に海外で働きたい学生向けのサポートもおこなっていますので、興味がある方はぜひ一度お問い合わせください。
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監修者の紹介
田村さつき
Tamura Satsuki
<海外就職専門家>
起業家/事業家/キャリアコンサルタント
プロフィール
外資系化粧品会社でキャリアをスタートし、2010年にGJJ海外就職デスクを創業。海外就職のパイオニア兼、専門家として、テレビをはじめとするメディアへの出演実績が豊富にあり、立命館大学や阪南大学など、学生向けのグローバルキャリア支援も行なっている。
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