日本でエンジニアとして働くなかで「海外でエンジニアとして働くにはどうしたらいいんだろう…」といった悩みを抱えている方もいるでしょう。
”日本よりも年収が高い”といった魅力的な情報が出回っているため、最近ではエンジニアとしてのスキルを活かして海外転職したい方は増加傾向にあります。
そこで今回は、エンジニアが海外転職する方法や、具体的な手順について紹介します。
海外企業が日本人のエンジニアに対して求めるスキルについても解説していますので、今後エンジニアとして海外に移住し、グローバル人材として活躍したい方はぜひ参考にしてみてください。
エンジニアとして一定のスキルがあり、英語力に自信がある方であれば、すぐに希望の国へ転職できる可能性があります!
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海外でエンジニアとして働く方法3選
ここからは、海外でエンジニアとして働く代表的な方法を3つ紹介します。
「海外にエンジニアとして移住したいけど、具体的な方法がわからない」という方はぜひ参考にしてみてください。
海外にある日系企業に転職する
海外転職を目指すエンジニアにとって、海外にある日系企業への転職はおすすめの選択肢です。
日系企業は、現地の事業拡大に伴い、システムエンジニアやインフラエンジニアの採用を積極的におこなってます。
海外にある日系企業に転職する代表的なメリットは、言語の壁が比較的少ないところです。そのため、英語力に自信がない方でも転職しやすくなっています。
また、移住後も日本に近しい職場環境が整っているケースが多いため、文化の違いによるストレスが軽減されるところもポイントです。
特に未経験やキャリアパスに悩むエンジニアにとって、安定したスタートを切るための選択肢となるでしょう。
転職エージェントを活用すれば、ヨーロッパやアジアなど、希望する国の転職事情に詳しいアドバイザーの支援を受けられます!
駐在員として移住する
現在日本企業で働いているエンジニアの場合、駐在員として海外移住を実現するのも一つの手です。
駐在員としての海外転職すれば、企業からビザの取得や住居手配などのサポートを受けられるため、手間が少なく移住までの道のりをスムーズに進められます。
また、システムエンジニアや組み込みエンジニアのように専門性が高い職種であれば、現地での重要プロジェクトに携われる機会が増え、キャリアパスにとってもプラスになります。
ただし、現地採用に比べて、帰任のタイミングが企業側に委ねられる点や、現地企業の求人ほど自由度が高くない場合もあるので注意が必要です。
将来的にエンジニアとして海外転職を視野に入れている方は、駐在員の選択肢がある日本企業に就職するといいでしょう。
海外の現地企業に転職する
現地企業でITエンジニアとして働く方法は、スキルを最大限に活かせるキャリア構築の道です。
ネットワークエンジニアやSEなど、高度な技術を持つエンジニアは特に海外での需要が高まっています。
特にヨーロッパや北米では年収が日本より高いケースが多く、海外転職後の生活レベルを上げることも可能です。
一方で、学位なしの未経験エンジニアがこのルートを選ぶ場合、現地で厳しい競争に直面することもあるので注意しましょう。
なお、自分1人で現地の転職事情を調べ、職務経歴書を英語で準備し、求人に応募することは困難です。
海外転職の経験がある方でなら問題ありませんが、基本的には海外転職に強いエージェントからアドバイスを受けることをおすすめします。
GJJでは、エンジニアを含め、累計1,000名以上の海外転職をサポートしています!
未経験のエンジニアが海外転職するには?
結論、未経験のエンジニアが海外で働くことは困難です。ただ、絶対に無理だとは言い切れません。
もし未経験から海外転職を目指すのであれば、インフラやシステムエンジニアとしての基本スキルを国内で習得しましょう。
AWS認定資格やCCNAなどを取得することが重要です。未経験であっても、これらのスキルや資格があれば、海外移住を目指す際の大きな武器になります。
また、英語力も必須です。TOEICやIELTSなどで一定以上のスコアを目指しましょう。TOEICであれば、一般的に700点以上あると有利だと言われています。
必要なスキルや資格を取得したら、転職エージェントを活用して未経験OKの求人を検索し、実際に応募してみてください。
なお、海外企業で働く場合は、現地の転職事情を理解し、文化やビジネス慣習に適応する努力も必要となります。
ITエンジニアが海外転職するメリット
ここでは、ITエンジニアが海外転職するメリットについて紹介します。
「海外転職を視野に入れてるものの、具体的なメリットがわからない」という方はぜひ参考にしてみてください。
年収アップの可能性が高い
海外転職を目指すエンジニアにとって、年収アップは代表的なメリットです。
ヨーロッパや北米をはじめとする多くの国では、ITエンジニアの需要が高くあります。
ネットワークエンジニアやシステムエンジニアのような専門職であれば、国内よりも高い給与が期待できるでしょう。
特にインフラや組み込み技術に精通したエンジニアは、求人市場で高い評価を得られることが多くあります。
また、年収だけでなく、福利厚生やキャリアパスなどの選択肢も広がるため、生活の質を向上させるでしょう。
世界で活躍できるエンジニアを目指せる
海外での経験は、エンジニアとしてのスキルを世界基準に引き上げる大きなチャンスです。
異なる国や文化の中で働くことで、ITエンジニアとしての視野が広がり、グローバルなプロジェクトに携わることができます。
また、海外移住を通じて得た経験は、帰国後の転職でも強力なアピールポイントになります。
適切な準備をすれば、海外で活躍できるエンジニアになることはどなたでも可能ですので、転職エージェントを活用して、自分に合った国や企業を選ぶといいでしょう。
プログラミングスキルを活かせる
プログラミングスキルを活かせる環境が多いところも、海外転職の魅力です。
特に、システムエンジニアやSEとしての経験を持つ人材は、さまざまな国で需要があります。
PythonやJavaなどのプログラミング言語に加え、クラウド技術やインフラに関する知識があれば、求人の選択肢は広がるでしょう。
また、海外ではスキル重視の採用が一般的であるため、学位なしでも実力次第でチャンスをつかむことができます。
現地の転職事情を調べ、実践的なスキルを磨いていきましょう!
海外転職は厳しい?エンジニアが海外移住するために必要なスキルを紹介
結論、エンジニアとして海外転職するためには一定レベル以上のスキルが必要です。
ここからは、実際に海外企業がエンジニアに対して求めるスキルを紹介するので、海外で働きたい方はぜひ参考にしてみてください。
英語力
海外転職を目指すエンジニアにとって、英語力は欠かせないスキルです。
海外では技術的な知識だけではなく、現地の同僚やクライアントとスムーズにコミュニケーションを取る能力が求められます。
そのため、TOEICやIELTSのスコアは、多くの企業で応募条件として提示されています。
特にヨーロッパや北米で働く場合、会議やドキュメント作成などにおいても高い英語力が求められている状況です。
日常会話からビジネスレベルまでのスキルアップが、海外移住の成功に繋がります!
エンジニアとしての実務経験
現場での実務経験は、海外でエンジニアとして働くために重要な要素の一つです。
システムエンジニアやネットワークエンジニアとしてのプロジェクト経験があれば、転職市場での競争力が高まります。
特にインフラや組み込み技術は、多くの国で需要があり、年収アップにも直結します。
もしエンジニアとしての実務経験が少ない場合は、小規模な案件をフリーランスとして請け負いながら経験を積むことで、海外求人に応募できるレベルに到達するといいでしょう。
マネジメント能力
エンジニアとして海外移住を成功させるためには、マネジメント能力も求められます。
そのため、プロジェクトリーダーやチームリーダーとしての経験があれば、採用担当者から高い評価を得られるでしょう。
なお、海外では日本よりも自己主張やリーダーシップが重視されているため、技術力だけでなく、チームをまとめるスキルも必要です。
マネジメントの経験がない場合でも、国内で小規模なチーム運営を経験しておくことで、転職事情における自己PR材料として活用できます!
海外転職しやすいエンジニアの職種とは
ここでは、エンジニアのなかでも特に海外転職しやすい職種について紹介します。
海外志向のエンジニアでキャリアパスにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
プログラマー
プログラマーは、海外転職しやすい職種の一つです。
特にPythonやJavaScriptなどのプログラミング言語は、ヨーロッパや北米、アジアなど多くの国で需要があります。
なお、学位なしでもスキルを証明するポートフォリオがあれば、転職できる可能性があります。
組み込み開発やWebアプリケーション開発の経験があれば、転職事情の厳しい市場でも戦えるでしょう。
なお、プログラマーの求人数の多い国には、アメリカ、カナダ、ドイツなどがあげられます。
インフラエンジニア
インフラエンジニアは、企業のIT基盤を支える重要な役割を担う職種です。そのため、海外での需要が非常に高く、求人数も多くあります。
特にクラウド技術やネットワークの設計・運用スキルを持つ人材は、多くの企業から求められている状況です。
また、システムエンジニアとしての経験がある方も、この分野にスキルを特化させることで海外転職がスムーズに進みやすい傾向にあります。
特にヨーロッパやアジアでは、インフラ整備に力を入れている企業が多く、転職エージェントを活用すると希望の求人を見つけやすくなるでしょう。
ブリッジSE(ブリッジエンジニア)
ブリッジSEは、日本と海外の企業間でプロジェクトを進行する役割を担う職種のことです。
語学力と技術力を活かせるところが魅力としてあげられます。
ITエンジニアとしての経験に加え、英語やその他の言語を使ったコミュニケーション能力が求められるます。
そのため、海外移住を目指す方にとってキャリアパスの一つとしておすすめです。
未経験の場合でも、システムエンジニアとしての基礎を固めた後、ブリッジSEへのステップアップを狙うことで、グローバルな舞台で活躍するチャンスを広げられます!
海外への転職を目指すエンジニア必見!具体的な転職方法を全4STEPで解説
エンジニアとして海外就職するための具体的な手順は以下のとおりです。
1.求人を探す
まずは、どんな求人があるか探してみましょう。
最近では、WEB上で多くのエンジニア向け海外求人が公開されています。
もちろん転職エージェントを利用すれば、海外移住を希望するエンジニア向けの求人を効率的に見つけることが可能です。
LinkedInをはじめとしたSNSや、現地の転職サイトなども一緒に活用すると、より幅広い選択肢を得られるでしょう。
特にヨーロッパやアジアのITエンジニア市場では、ネットワークエンジニアやシステムエンジニアの求人が豊富にありますので、自分のスキルに合ったポジションを見つけてみてください。
2.必要書類を準備して応募する
応募したい求人が見つかったら、必要書類を準備します。
履歴書や職務経歴書は英語で作成し、応募先企業の求めるフォーマットに合わせることが重要です。
特にエンジニアの場合、自分のプロジェクト実績や使用技術を明確に記載し、具体的な成果をアピールすることで、書類選考を通過できる可能性を高められます。
転職事情に詳しいエージェントにアドバイスを求めると、書類作成のレベルを上げられるので不安な方はぜひ検討してみてください。
3.現地で面接を受ける
書類選考を通過すると面接に移ります。
海外の現地企業に応募した場合、基本的に現地で面接をおこないます。
また、本社が日本にある日系企業に応募した場合は、日本で面接がおこなわれるケースもあり、面接会場は応募先の企業によってさまざまです。
なお、面接では、技術的なスキルだけでなく、異文化への適応能力やチームワークなどに対するスキルをチェックされる傾向にあります。
日本での転職活動と同じく、事前に想定質問を準備し、自分の強みを明確に伝えられるようにしておきましょう!
4.内定の連絡を待つ
面接後は内定の連絡を待つのみです。
この期間にビザ取得や渡航準備について調べておくことをおすすめします。
ビザの条件や必要な手続きを事前に理解しておくことで、スムーズに海外移住できるでしょう。
転職エージェントがサポートしてくれる場合は、ビザ申請に必要な書類の準備もあわせて進められるので安心です!
1人での準備が難しい場合は転職エージェントの利用がおすすめ
海外転職は、求人探しから面接準備、ビザ手続きまで多くのステップが必要で、1人で進めるのは厳しい場合がほとんどです。
その点、転職エージェントを利用すれば、求人紹介や応募書類の添削、面接対策など、幅広いサポートを受けられます。
特に未経験の方や学位なしでの挑戦を考えている方には、エージェントの活用がおすすめです。
ヨーロッパやアジアなど、移住したい国の転職事情に詳しいエージェントを選ぶことで、海外でのキャリア構築をスムーズに進めることができます。
まとめ
ここまで、海外企業への転職を検討しているエンジニアに役立つ情報を紹介してきました。
海外でエンジニアとして働くためには、実務経験やスキルだけでなく、英語力も求められます。
そのため、ややハードルが高いように思えますが、適切なステップを踏むことで、多くの方が海外移住を実現可能です。
ただ、履歴書・職務経歴書を英語で作成することや、個人のレベルにあった求人の検索、ビザ関連の取得などには困難がともないます。
もし不安な方は、海外の転職事情に詳しいエージェントを活用して、海外移住するまでの期間じっくりとサポートを受けるといいでしょう。
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監修者の紹介
田村さつき
Tamura Satsuki
<海外就職専門家>
起業家/事業家/キャリアコンサルタント
プロフィール
外資系化粧品会社でキャリアをスタートし、2010年にGJJ海外就職デスクを創業。海外就職のパイオニア兼、専門家として、テレビをはじめとするメディアへの出演実績が豊富にあり、立命館大学や阪南大学など、学生向けのグローバルキャリア支援も行なっている。
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