海外で働くときに使える資格26選！ジャンル別に役立つ資格を紹介

• 「海外で働くときに使える資格はどれ？」
• 「海外就職・転職するために有効な資格を取りたい」

海外で働きたいと考える方の多くが、上記のような悩み・課題を抱えているでしょう。

そこで今回は、年間3,000人以上の海外就職・転職をサポートしているGJJ株式会社が、海外で働くために役立つ資格を26個紹介します。

もちろん資格だけでなく、語学力や実務経験なども重要ですが、少しでも海外で働ける可能性を高めたい方は、資格の取得も検討して見てください。

海外で働くときに使える語学関連の資格

ここからは、海外就職・転職に役立つ語学関連の資格を紹介します。

語学関連の資格を保有している方は、語学教師や通訳などの仕事だけでなく、幅広いジャンルの業種で活躍することが可能です。

TOEFL

TOEFLは、アメリカをはじめとする英語圏で広く認知されている語学関連の資格の一つです。大学進学や就職においても重要な役割を果たします。

英語力を測定するための資格として、ビジネスだけでなく、大学や大学院の入学条件としても使用されています。

特にアメリカで働くときや、英語圏での高い年収を目指す女性やフリーターにも有利な資格です。

IELTS

IELTSは、オーストラリア、カナダ、イギリスなどで採用されている国際資格の一つです。

ビジネス英語から日常会話までの幅広いスキルを測定するため、海外で働くための資格として非常に役立ちます。

特にオーストラリアで働ける資格として高く評価されており、年収アップにもつながる可能性も。なお、IELTSはアカデミックとジェネラルの2つのタイプがあり、目指す仕事にあわせて選べます。

ケンブリッジ英語検定

ケンブリッジ英語検定は、ヨーロッパやアジアでも広く使える資格です。

特にビジネスシーンで英語力を証明する資格として活用されています。

ランクとしてはC1やC2などが上位で、ビジネス英語を使う職場では高く評価されます。日本で働きつつ海外進出を考えている場合や、海外転職を目指す女性の方などにおすすめの資格です。

漢語水平考試（HSK）

漢語水平考試（HSK）は、中国で働くことを目的とする方におすすめの資格です。試験では、中国語のリーディングやリスニング、ライティングなどのスキルを測定します。

なお、中国は経済成長が著しく、海外就職先の候補として人気が高まっています。ビジネスシーンで中国語を使用する場合、漢語水平考試（HSK）は内定率や年収アップの重要な鍵となるでしょう。

もちろん中国語はアジア圏でも役立つため、余裕があれば、アジア就職・転職を目指すときにも取得しておきたい資格の一つです。

韓国語能力試験（TOPIK）

韓国語能力試験（TOPIK）は、韓国で働きたい方はもちろん、韓国語を必要とする仕事に就きたい方におすすめの資格です。

韓国企業や韓国語を必要とする企業で働くときに、こちらの資格は有利に働きます。TOPIKを持つことで、これらの分野での就職チャンスが広がるでしょう。

DELEスペイン語検定

DELEスペイン語検定は、スペインやコロンビア、メキシコなどのスペイン語圏で働くために役立つ資格です。

特にスペイン語圏のビジネスや貿易分野で活躍したい方におすすめします。ケンブリッジ英検と同じく、A2(初級)、B2(中級)、B2(中上級)、C1(上級)、C2(最上級)の5段階にランク分けされているところが特徴的です。

実用タイ語検定試験

タイ語検定試験は、タイでの就職やビジネス展開を目指す方におすすめです。

観光業や貿易、さらには現地でのビジネスチャンスを広げるため、タイ語は非常に重要なスキルです。多くの日本企業が進出しているタイでは、実用タイ語検定は国際資格としての価値が高まっています。

通訳案内士試験

通訳案内士試験は、海外からの観光客を案内するために必要な国家資格の一つです。日本と海外の両方で役立つ資格として注目されています。

こちらの資格を持っていることで、フリーランスとして働くチャンスや年収アップなど、幅広いを可能性を広げることが可能です。

海外で働くときに使える経理・総務・会計関連の資格

ここからは、海外就職・転職に役立つ経理・総務・会計関連の資格を紹介します。

経理・総務・会計関連の資格を保有している方は、多国籍企業や外資企業、グローバルな金融機関などの現場で活躍することが可能です。

経営学修士（MBA）

経営学修士（MBA）は、国際的に認知されている資格の一つです。ビジネス全般にわたる知識を習得できるため、海外でのキャリアに大きなメリットがあります。

特にアメリカやオーストラリアなど、MBAプログラムが充実している国では、就職市場でも高く評価されています。

米国上級秘書資格（CAP）

米国上級秘書資格（CAP）は、経理や総務業務に従事する方におすすめの資格です。

秘書業務やオフィス管理に必要なスキルを証明するもので、特にアメリカや日本でも使える資格として広く認知されています。

また、秘書業務やアシスタント職において高い専門性を持ち、企業からの採用に有利に働きます。オーストラリアやアジア地域でも認知されつつあり、安定した年収を得られることに期待できるでしょう。

米国公認会計士（USCPA）

米国公認会計士（USCPA）は、会計や財務分野の国際資格として非常に高く評価されています。日本だけでなく、海外でも働きやすくなる代表的な資格の一つです。

大手企業やグローバル企業での採用機会を広げるだけでなく、高年収を得られる可能性が高いため「稼げる資格」としても注目されています。

また、会計や財務に関する高度なスキルを持つことは、経理や財務の分野でのキャリア形成において大きなメリットです。フリーランスとして働く道も開けますし、柔軟な働き方を実現できます。

国際会計検定（BATIC）

国際会計検定（BATIC）は、国際的な会計基準であるIFRS（国際財務報告基準）に基づいた知識を測定する資格です。

日本の資格でありながら、海外でも通用するため、グローバルに使える資格として注目されています。

そのため、国際的な企業や多国籍ビジネスで経理・財務のスキルを活かしたい方におすすめです。アジアやヨーロッパでも認知されつつあり、国際的なキャリアを築くうえで役立ちます。

海外で働くときに使えるIT関連の資格

ここからは、海外就職・転職に役立つIT関連の資格を紹介します。

IT関連の資格を保有している方は、語学教師や通訳などの仕事だけでなく、幅広いジャンルの業種で活躍することが可能です。

IC3

IC3は、コンピュータとインターネットの基礎的なスキルを証明する資格です。IT初心者や、今後ITスキルを活かせる仕事に就きたい方などにおすすめします。

基礎的な資格ではあるものの、日本だけでなく、海外でも役立つ国際資格として有名です。取得することで、ビジネスの基礎的なITスキルが求められる職場で採用されやすくなるでしょう。

CIW

CIWは、ウェブデザインやインターネット関連技術のスキルを証明できる資格です。ウェブデベロッパーやデザイナーとして海外で働きたい方から注目を集めています。

日本と海外の両方で使えるこちらの資格を持っていると、ウェブ関連の仕事で採用される可能性が高まり、ビジネスの世界でも評価されやすくなるところがメリットです。

また、将来的にフリーランスとして活躍したい方にとっても、CIWは年収アップの可能性を高められるのでおすすめできます。

認定情報技術者（CITP）

認定情報自術者（CITP）は、ビジネスやプロジェクト管理におけるITスキルを持っていることを証明できる資格です。

こちら資格は、日本国内だけでなく、アメリカやヨーロッパのIT企業でも高く評価され、ITマネジメントの分野で働きたい方に適しています。特にプロジェクトリーダーやITコンサルタントとしてのポジションを目指す際に有利です。

Microsoft認定資格プログラム（MCP）

Microsoft認定資格プログラム（MCP）は、クラウド、データベース、サーバー管理などMicrosoft製品に関連する技術を証明する資格です。

特にIT業界で、クラウドサービスやインフラ管理に従事する場合、こちらの資格が有利です。

なお、MCPはオーストラリアやアメリカのIT業界で高く評価されており、Microsoftのエコシステムを活用する企業での採用に有利です。スキルを証明することで、年収アップや海外で働ける機会を増やせます。

マイクロソフトオフィススペシャリスト（MOS）

マイクロソフトオフィススペシャリスト（MOS）は、WordやExcel、PowerPointなど、マイクロソフトオフィス製品の操作スキルを証明できる資格です。事務職や営業職などの幅広い職種で役立ちます。

特にビジネスシーンでの効率的な業務遂行が求められる場合に重宝され、採用においても有利に働くところがメリットです。

IBMプロフェッショナル資格認定制度

IBMプロフェッショナル資格認定制度は、IBMの製品やシステムに関連する高度なスキルを証明する資格です。

特にデータ管理やAI、クラウド分野での専門的なスキルを証明できます。そのため「世界中のIT企業で活躍したい」と考える方におすすめです。今後、ITプロフェッショナルとしてのポジションを狙うなら、取得する価値が高いと言えます。

ノベル認定技術者

ノベル認定技術者は、ネットワーク管理やセキュリティに関する高度なスキルを持つことを証明できる資格です。

特にセキュリティやサーバー管理などに従事したい方におすすめで、日本国内だけでなく、海外でも採用されやすくなります。

オラクル認定技術者制度（ORACLE MASTER）

オラクル認定技術者制度（ORACLE MASETER）は、Oracleデータベースに関連するスキルを証明する資格です。データベース管理者として専門的な知識が求められる仕事に就く際に役立ちます。

アメリカやヨーロッパ、アジアの多国籍企業では、Oracleデータベースを使った業務が多く、こちらの資格を取得することで、それらの国で働けるチャンスを広げられるでしょう。

情報処理技術者試験

情報処理技術者試験は、国家資格の一つでIT分野の幅広いスキルを証明できます。

システムエンジニアやプログラマー、ネットワーク管理者として働くときに役立ち、アジアや日本国内での評価が高いところが特徴的です。

海外で働くときに使える貿易関連の資格

ここからは、海外就職・転職に役立つ貿易関連の資格を紹介します。

貿易関連の資格を保有している方は、貿易実務担当者や海外営業担当、海外プロジェクトマネージャーなどの仕事で活躍することが可能です。

通関士

通関士は、輸出入業務において必要不可欠な資格です。そのため、日本国内はもちろん、海外でも通用する貿易関連の専門資格だと言えます。

日本でも海外でも使えるこちら資格を取得することで、国際貿易に従事する企業での就職やキャリアアップなどに期待できます。

海外で働くときに使える接客・サービス関連の資格

ここからは、海外就職・転職に役立つ接客・サービス関連の資格を紹介します。

接客・サービス関連の資格を保有している方は、ホテルやレストラン、美容院などの海外店舗で活躍することが可能です。

調理師免許

調理師免許は、レストランやホテルなどで働くときに役立つ資格です。、そのため、海外の食文化に興味がある方や、海外の飲食業で活躍したい方に適しているでしょう。

日本だけでなく、オーストラリアやヨーロッパなど海外の飲食業界でも重宝される資格なので、特定の国で働けるだけでなく、フリーランスとして働くチャンスも広げられます。

なお、調理師は食の専門家として年収が安定し、稼げる仕事としても注目されているのでおすすめです。

美容師・理容師免許

美容師・理容師免許は、日本・海外の両方で非常に需要が高い資格です。

日本の美容技術は海外でも評価が高く、美容師免許を持っていることで、アジアやヨーロッパなどの美容業界で活躍できる機会を広げられます。

サービス接遇検定

サービス接遇検定は、接客業やサービス業において、顧客対応力やマナーを証明するための資格です。

ホテル業界や観光業界で採用されやすくなり、海外のサービス業では日本の高い接遇スキルが評価されます。

こちらの資格を取得することで、国際的なビジネスマナーを身につけられるだけでなく、グローバルな企業で働く際に役立つスキルを得られます。

観光英語検定

観光英語検定は、観光業界で英語を使用して仕事をするために必要なスキルを証明できる資格です。日本国内だけでなく、海外の観光地で外国人観光客を相手にする際に役立ちます。

そのため、海外で観光ガイドや旅行会社での仕事に就きたい方におすすめです。観光業はグローバルに展開される分野なので、海外に住みながら稼げる仕事に就職しやすくなります。

まとめ

ここまで、海外で働くときに使える資格について紹介しました。

将来的に海外で働くことを目指すのであれば、今回紹介した資格を取得することで、海外就職・転職を実現しやすくなります。

もちろん資格だけでなく、語学力や実務経験なども重要ですが、働く企業や国などの選択肢を広げたい場合は、取得しておいて損はないでしょう。

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