海外就職その後の体験談
『未経験者が海外で会計業界に飛び込むとどうなる?』インド・チェンナイ在住約4年 Y.Mさん32歳
海外就職をして3年以上経過した方のインタビュー
Q1:現在お住まいの国及び都市はどこですか?
チェンナイ、南インドです。
Q2:Q1での勤務年数は?
4年弱です。
Q3:日本を離れてから現在までの経緯は?
マレーシアで日系マーケティング会社に2年間、その後転職して、今はインドのローカル会計事務所に勤めています。
Q4:現在、どんな業界、職種でお仕事をされていますか?差し支えなければポジションもお知らせください。
会計事務所で日系企業へコーポレートアドバイザリーを提供する日本人窓口として従事しています。
法人設立から設立後に会社に求められる会計や税務、監査、その他諸々のサービスを提供しています。
実務は社内のインド人が行いますので、日本人顧客との間に入っての問合せ対応、案件獲得、案件・納期管理、成果物提出や報告を行います。
法人設立から設立後に会社に求められる会計や税務、監査、その他諸々のサービスを提供しています。
実務は社内のインド人が行いますので、日本人顧客との間に入っての問合せ対応、案件獲得、案件・納期管理、成果物提出や報告を行います。
Q5:海外だからこそ経験できた仕事内容を具体的に教えてください。
特にインドは未経験でも前線で活躍できます。
全てのサービスラインに対応するため、非常に幅広いエリアを経験できますね。記帳代行から給与計算、税額計算と税務申告、会計監査、内部統制、法令遵守、企業評価、アドバイザリーなど。
これらを日本人一人の環境で、インド人と英語を用いて仕事をしています。
又、セミナーで登壇する機会もありました。
こういった仕事は日本ではなかなか経験できないと思います。
全てのサービスラインに対応するため、非常に幅広いエリアを経験できますね。記帳代行から給与計算、税額計算と税務申告、会計監査、内部統制、法令遵守、企業評価、アドバイザリーなど。
これらを日本人一人の環境で、インド人と英語を用いて仕事をしています。
又、セミナーで登壇する機会もありました。
こういった仕事は日本ではなかなか経験できないと思います。
Q6:苦労したことは?壁にあたったことは?帰りたいと思ったことはありますか?
苦労はいくらでも転がっていますし、壁にもたくさん阻まれます。
目の前の課題をどう攻略するか、再発防止はどうするか、何か落し穴はないか、色々考えることが多いので、落ち込みはしますが立ち止まる暇がないです。ただ、帰りたいとは最近思い始めましたね。
<それはどのようなことですか?>
業界での実務経験が無いことに今後のキャリアの限界を感じています。
ましてや未経験で飛び込んだ業界のため体系的に学んだわけではなく、今ある知識も断片的です。
インドに特化するのであれば今のままで良いのですが、今後他の国でも働くにあたって実務経験の有無は大きな差になると感じています。
目の前の課題をどう攻略するか、再発防止はどうするか、何か落し穴はないか、色々考えることが多いので、落ち込みはしますが立ち止まる暇がないです。ただ、帰りたいとは最近思い始めましたね。
<それはどのようなことですか?>
業界での実務経験が無いことに今後のキャリアの限界を感じています。
ましてや未経験で飛び込んだ業界のため体系的に学んだわけではなく、今ある知識も断片的です。
インドに特化するのであれば今のままで良いのですが、今後他の国でも働くにあたって実務経験の有無は大きな差になると感じています。
Q7:海外就職して得たこと(成長したこと)は何ですか?
異文化適応力、コミュニケーション方法、外国人との仕事の進め方、他国の市場・商習慣に対する理解、業務経験など。
ソフトスキルが多いですね。
ハードスキルは職種によりけりですが、日本の方が一般的には得やすいと思われます。
ソフトスキルが多いですね。
ハードスキルは職種によりけりですが、日本の方が一般的には得やすいと思われます。
Q8:現時点でかまいませんので、今後のキャリアをどのように考えていますか?
一旦日本へ戻って関連業界で実務経験を得たいです。
専門性を深めた上で、再度海外に挑戦することも視野に入れています。実務を行える欧米を目指すか、実務経験を経てアジア圏へ戻るか、あるいは全く違う地域に出るか。その時々の状況に応じて最適な場所、あるいは自分が行きたいと思える場所があれば。
専門性を深めた上で、再度海外に挑戦することも視野に入れています。実務を行える欧米を目指すか、実務経験を経てアジア圏へ戻るか、あるいは全く違う地域に出るか。その時々の状況に応じて最適な場所、あるいは自分が行きたいと思える場所があれば。
Q9:最後に、これから海外就職を希望される方へどのようなことでも良いので、コメントください。
キャリアを積みたい方の場合、トレードオフ関係といいますか、海外でしか得られない経験やスキルもある一方、日本国内でこそ得られるそれらがあります。
一長一短なので利点をうまく活用できるよう就職ルートを設計してみてください。
とは言いつつも、直感的に飛び出してみるのもいいと思います。思うところがあって帰国しても、自分なりに学んだことは次に活かせますので。
しっかり考え抜くと同時に自分の感性や直感に従って行動する、この両立がポイントだと感じています。
一長一短なので利点をうまく活用できるよう就職ルートを設計してみてください。
とは言いつつも、直感的に飛び出してみるのもいいと思います。思うところがあって帰国しても、自分なりに学んだことは次に活かせますので。
しっかり考え抜くと同時に自分の感性や直感に従って行動する、この両立がポイントだと感じています。
プロフィール
『未経験者が海外で会計業界に飛び込むとどうなる?』インド・チェンナイ在住約4年 Y.Mさん32歳
熟考・分析と感性・直感の両立
日本の大学生を卒業後、国内のFA商社で4年間営業に従事。その後マレーシアで日系マーケティング会社で2年間勤務。現在はインドの会計事務所で在印日系企業向けに幅広いコーポレートアドバイザリーサービスを提供。
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