海外就職その後の体験談
『将来を見据えてマレーシアで国際的ビジネススキルを磨く』マレーシア在住2年 F.Yさん 45歳
海外就職をして3年以上経過した方のインタビュー
Q1:現在お住まいの国及び都市はどこですか?
マレーシア・クアラルンプール
Q2:Q1での勤務年数は?
2年(海外就職後、コロナの影響で渡航できず1年4ヶ月間、日本からリモートワークを行い、その後マレーシアへの入国許可が出てクアラルンプールでの就業を開始してから2年が経過)
Q3:日本を離れてから現在までの経緯は?
マレーシアでBPO企業にてIT(クラウド)関連のカスタマーサポートを10ヶ月間行い、その後、社内異動でFraud Review Agentとして1年2ヶ月勤務しており現在に至ります。
Q4:現在、どんな業界、職種でお仕事をされていますか?差し支えなければポジションもお知らせください。
勤務先企業は外資系BPOの会社で、その会社のクライアント先も外資系企業となります。現在、Fraud Review Agentというポジションで勤務しており、業務内容としては主にオンライン経由で商品購入のため使用されたクレジットカードが、カード情報漏洩等により盗まれたことによって他人による不正利用された使用でないかを調査しており、調査対象案件は主にアメリカ・カナダ・オーストラリア・日本のものとなります。
データ調査を行う業務となりますので、営業職やカスタマーサポート職などと異なり、お客様とメールや電話でお話をすることはなく、その調査内容は全て英語で記録していくことになります。
データ調査を行う業務となりますので、営業職やカスタマーサポート職などと異なり、お客様とメールや電話でお話をすることはなく、その調査内容は全て英語で記録していくことになります。
Q5:海外だからこそ経験できた仕事内容を具体的に教えてください。
英語という母国語ではない言語でのやりとりに壁を感じることなく問題なく意思疎通を行い、国際色豊かな異文化が混在する職場環境の中でビジネス経験を積むことができています。
マレーシア渡航後、最初の業務では、IT(クラウドビジネス)関連業務で日系企業のカスタマーサポートを行っておりましたが、チーム内の韓国人チームは韓国市場を、チャイナ系マレーシア人チームは中国市場を担当しておりまして、その他、上司やチームメイトにはフィリピン人やインドネシア人であったり、オフィス内には、それら以外の国籍を持つ方々も多く働いています。
カスタマーサポート担当としての業務自体は日本語で行われますが、社内コミュニケーションは英語で行われます。
その後、同じ会社内で部署異動を行いましたが引き続き、このような多国籍な環境で、より広い視野を持った国際的なビジネス感覚が高められるよう努めていきたいと考えています。
マレーシア渡航後、最初の業務では、IT(クラウドビジネス)関連業務で日系企業のカスタマーサポートを行っておりましたが、チーム内の韓国人チームは韓国市場を、チャイナ系マレーシア人チームは中国市場を担当しておりまして、その他、上司やチームメイトにはフィリピン人やインドネシア人であったり、オフィス内には、それら以外の国籍を持つ方々も多く働いています。
カスタマーサポート担当としての業務自体は日本語で行われますが、社内コミュニケーションは英語で行われます。
その後、同じ会社内で部署異動を行いましたが引き続き、このような多国籍な環境で、より広い視野を持った国際的なビジネス感覚が高められるよう努めていきたいと考えています。
Q6:苦労したことは?壁にあたったことは?帰りたいと思ったことはありますか?
<それはいつ頃ですか?>
それほど大きな壁にぶちあたったり日本に帰りたいと思ったことはありませんがマレーシアに渡航後、8ヶ月目に少し苦労した経験があります。
<それはどのようなことですか?>
BPO業界では、よくあることだと思うのですが、人員調整により自分の意志とは関係なく所属部署を去らなければならず異動をせざるを得なかったことです。
それまでの職場環境に大変満足していた為、その知らせを聞いたときは残念でした。
しかし私よりも以前に、既に同じ部署内のチームメンバー達が同じ理由で異動、もしくは退職をしていたのを見てきていましたので、突然の知らせではあったものの驚きやストレスは大きく軽減されていたと感じています。
それほど大きな壁にぶちあたったり日本に帰りたいと思ったことはありませんがマレーシアに渡航後、8ヶ月目に少し苦労した経験があります。
<それはどのようなことですか?>
BPO業界では、よくあることだと思うのですが、人員調整により自分の意志とは関係なく所属部署を去らなければならず異動をせざるを得なかったことです。
それまでの職場環境に大変満足していた為、その知らせを聞いたときは残念でした。
しかし私よりも以前に、既に同じ部署内のチームメンバー達が同じ理由で異動、もしくは退職をしていたのを見てきていましたので、突然の知らせではあったものの驚きやストレスは大きく軽減されていたと感じています。
Q7:Q6をどのように克服しましたか?
<克服するうえで準備したことや必要になったものは?>
特に準備したものはありませんが次の職を確保すべく異動先を社内で、もしくは社外に転職先を見つける必要がありました。
<克服した方法や取り組みは?>
職を探すべく先ずは同じ会社内のHRと連携をとり、私の志望と職歴にあったポジションをいくつか紹介してもらいました。
その中から志望する(応募先)部署を伝えた後、その部署で求めるオンラインテストを実施し、テスト通過後には面接官とオンライン面接が行われました。そして晴れて現在の部署への異動が決まりました。
私が日本で、これまで勤務してきた会社では社内異動のタイミングで異動先部署とミーティングを行うことはあったとしても、マレーシアのように異動希望(応募)先部署ごとにテストや面接といった再選考プロセスを入社後に行うことはありませんでした。
この違いには少し驚きました。
特に準備したものはありませんが次の職を確保すべく異動先を社内で、もしくは社外に転職先を見つける必要がありました。
<克服した方法や取り組みは?>
職を探すべく先ずは同じ会社内のHRと連携をとり、私の志望と職歴にあったポジションをいくつか紹介してもらいました。
その中から志望する(応募先)部署を伝えた後、その部署で求めるオンラインテストを実施し、テスト通過後には面接官とオンライン面接が行われました。そして晴れて現在の部署への異動が決まりました。
私が日本で、これまで勤務してきた会社では社内異動のタイミングで異動先部署とミーティングを行うことはあったとしても、マレーシアのように異動希望(応募)先部署ごとにテストや面接といった再選考プロセスを入社後に行うことはありませんでした。
この違いには少し驚きました。
Q8:海外就職して得たこと(成長したこと)は何ですか?
国際感覚を仕事や生活を通じて養えています。
上述しましたようにクアラルンプールでは様々な国の方々と接することが多く、その為、日本的な感覚との違いを感じることが多々ありますが物事を柔軟に捉えられるようになっていると感じています。
実際に日本を離れ海外就職経験によって習得できているソフトスキルであり、それによりコミュニケーション力、問題解決力、柔軟性、協調性などが高められていると実感しています。
上述しましたようにクアラルンプールでは様々な国の方々と接することが多く、その為、日本的な感覚との違いを感じることが多々ありますが物事を柔軟に捉えられるようになっていると感じています。
実際に日本を離れ海外就職経験によって習得できているソフトスキルであり、それによりコミュニケーション力、問題解決力、柔軟性、協調性などが高められていると実感しています。
Q9:現時点でかまいませんので、今後のキャリアをどのように考えていますか?
これまでのキャリアの中で保険(金融)業界での経験が長いので再度その業界で、マレーシア国外も含め日本以外の他国でチャレンジしたいとも考えています。
しかしその一方、現在のマレーシアの環境がワークライフバランスの観点から自分の現在のライフスタイルに合っていると感じているところもあり、今後のキャリアに関して色々と思案しています。
ただ、やはり金融の分野には非常に興味がありますので日々継続して情報をアップデートするようにしています。
しかしその一方、現在のマレーシアの環境がワークライフバランスの観点から自分の現在のライフスタイルに合っていると感じているところもあり、今後のキャリアに関して色々と思案しています。
ただ、やはり金融の分野には非常に興味がありますので日々継続して情報をアップデートするようにしています。
Q10:最後に、これから海外就職を希望される方へどのようなことでも良いので、コメントください。
海外就職前には色々と不安や悩みもあると思います。
例えば、英語などの語学力であったり、これまでの学歴や職務経験による海外就職の実現可否、海外就職後の将来のキャリア形成など。
私が日本で勤務していた時は社内には比較的似たような学歴や職歴を持つ方々が周りにいましたが、マレーシアに関して言えば、そこは全く違います。
ことBPO業界でいえば、高い英語力・高学歴・同業(同種)での職務経験を必要としないポジションもありますし、同じポジションであっても幅広い年齢層の方々が働かれています。
海外就職に興味をお持ちの方、ぜひ勇気をもって一歩を踏み出してみてください。その一歩により、きっと素晴らしい未来が待っているはずです。
例えば、英語などの語学力であったり、これまでの学歴や職務経験による海外就職の実現可否、海外就職後の将来のキャリア形成など。
私が日本で勤務していた時は社内には比較的似たような学歴や職歴を持つ方々が周りにいましたが、マレーシアに関して言えば、そこは全く違います。
ことBPO業界でいえば、高い英語力・高学歴・同業(同種)での職務経験を必要としないポジションもありますし、同じポジションであっても幅広い年齢層の方々が働かれています。
海外就職に興味をお持ちの方、ぜひ勇気をもって一歩を踏み出してみてください。その一歩により、きっと素晴らしい未来が待っているはずです。
プロフィール
『将来を見据えてマレーシアで国際的ビジネススキルを磨く』マレーシア在住2年 F.Yさん 45歳
自分のライフスタイルに合っている
《マレーシア:クアラルンプール在住2年 F.Yさん45歳 プロフィール》
大学在学中に英語に興味を持ち卒業後、米国へ短期語学留学。帰国後10数年間、日系企業で勤務し、そこでは営業管理職として従事。将来へのキャリアアップを考えてマレーシアでの就職を実現。
大学在学中に英語に興味を持ち卒業後、米国へ短期語学留学。帰国後10数年間、日系企業で勤務し、そこでは営業管理職として従事。将来へのキャリアアップを考えてマレーシアでの就職を実現。