海外就職その後の体験談
『働くことの考え方を変えてくれたマレーシア就職』マレーシア在住3年 R.Sさん 30歳
海外就職をして3年以上経過した方のインタビュー
Q1:現在お住まいの国及び都市はどこですか?
マレーシア・ペナン
Q2:Q1での勤務年数は?
ほぼ3年
Q3:日本を離れてから現在までの経緯は?
マレーシアでUK資本の現地法人でデータベースの営業をしています。その前は新卒で東京で働いていました。(コンベンションの運営、企画をやっていました。)
Q4:現在、どんな業界、職種でお仕事をされていますか?差し支えなければポジションもお知らせください。
UK資本のIT企業にて、営業4年目。顧客は日本にいる日系企業(ライフサイエンス系)なので商談から契約まで全てオンラインです。商材はクラウド型のデータベースをメインに、分析プラットフォームやカスタム調査などのサービスを提供しています。
Q5:海外だからこそ経験できた仕事内容を具体的に教えてください。
上司とチームメンバーが現地の方なので、上司への報連相や提出物はどんな形式であれ全て英語ですし、チームメンバー含めマレーシア支社の同僚とは英語のコミュニケーションである点は、海外就職で英語環境を手に入れたかこそと思います。
また、会社の社内交流の一環で様々なイベントが年がら年中あります。イベントはシーズンものだと、旧正月やハリラヤのお祝い、SDGを意識した海のゴミ拾い、ウミガメの放流、野菜栽培などを会社が主催しています。
また、会社の社内交流の一環で様々なイベントが年がら年中あります。イベントはシーズンものだと、旧正月やハリラヤのお祝い、SDGを意識した海のゴミ拾い、ウミガメの放流、野菜栽培などを会社が主催しています。
Q6:苦労したことは?壁にあたったことは?帰りたいと思ったことはありますか?
<それはいつ頃ですか?>
マレーシアに来て半年ぐらいは会社と生活に慣れるのに余裕はなかったと思います。そしてマレーシアに来て1年経ってから四季がない環境や、マレーシアに住み慣れた感が出てきて若干飽きてきた時がありました。
<それはどのようなことですか?>
私の場合、マレーシアでの転職は同時に業界チェンジでもあったので、業務を覚えてこなすのは単純に大変でした。仕事面で未だに苦労することは、社内外のステークホルダーとの調整、上司から日本の文化の理解を得づらい時があることです。
マレーシアに来て半年ぐらいは会社と生活に慣れるのに余裕はなかったと思います。そしてマレーシアに来て1年経ってから四季がない環境や、マレーシアに住み慣れた感が出てきて若干飽きてきた時がありました。
<それはどのようなことですか?>
私の場合、マレーシアでの転職は同時に業界チェンジでもあったので、業務を覚えてこなすのは単純に大変でした。仕事面で未だに苦労することは、社内外のステークホルダーとの調整、上司から日本の文化の理解を得づらい時があることです。
Q7:Q6をどのように克服しましたか?
<克服するうえで準備したことや必要になったものは?>
地道に場数を踏み、力をつけるしかないと思いますが、周囲に積極的に聞けば皆教えてくれるので、わからなかったら調べて聞いて、実際に行動に移すことの繰り返しです。ステークホルダーとの調整や日本文化をわかってもらえない場面はコミュニケーションを重ね、信頼を得ることも大切だと思います。
<克服した方法や取り組みは?>
仕事とプライベートにメリハリをつけることかと思います。せっかくマレーシアにいるので旅行をしたり、スポーツで身体を動かしたり、美味しいものを食べたりしてプライベートを充実させることで仕事への英気を養っています。
地道に場数を踏み、力をつけるしかないと思いますが、周囲に積極的に聞けば皆教えてくれるので、わからなかったら調べて聞いて、実際に行動に移すことの繰り返しです。ステークホルダーとの調整や日本文化をわかってもらえない場面はコミュニケーションを重ね、信頼を得ることも大切だと思います。
<克服した方法や取り組みは?>
仕事とプライベートにメリハリをつけることかと思います。せっかくマレーシアにいるので旅行をしたり、スポーツで身体を動かしたり、美味しいものを食べたりしてプライベートを充実させることで仕事への英気を養っています。
Q8:海外就職して得たこと(成長したこと)は何ですか?
仕事、プライベートに関わらず、複雑なトピックに対しての理解、自分の意見をこれまでよりも発言できるようになり、英語での処理速度がこれまでより上がったことだと思います。例えば仕事面で言うと、営業なので案件の進捗と合わせて売上のプラスマイナス、案件のトータルに対して何%クローズしているなど、数字にはシビアかつ即レスを求められるなか、これを英語で全てこなす、というのは海外就職を通して現職に就いたことで得たスキルの一つだと感じます。プライベートでは、時事問題から家族の話まで非常に多様なので、英語力だけでなく知識や経験の肉付けの必要さを感じます。あとは異国の地で生き抜く力でしょうか。計画通りにならないこともありますが、代替案を考えたり、人を頼ったりしながら進める機会は増えたと思います。
Q9:現時点でかまいませんので、今後のキャリアをどのように考えていますか?
マレーシアで、個人で独立して仕事をできたらいいなと思っています。マレーシアへ転職した当初は、マレーシアの後はヨーロッパや英語圏に転職したいと構想していましたが(大学時代に1年間イギリスに留学した経験があったので)、英語圏で就職したところで会社員であることのリスク(いつかクビになる、いつか日本に異動させられる)は変わらないので、なるべく自力で収入を得たいという考えに変わりました。これは、未だに終身雇用が当たり前の日本でキャリアを積んでいたら考えられなかったことなので、マレーシアでの就業経験は私の考えを変えたと言えます。マレーシアにはせっかく3年いるので、このままマレーシアでの生活を続けながら独立を目指しています。
Q10:最後に、これから海外就職を希望される方へどのようなことでも良いので、コメントください。
英語力やスキルももちろん大切ですが、人間性が低いと現地の人々や文化に深く触れることはできないと思うので、人として大事なことを忘れずに、世界に羽ばたいていってほしいです。
プロフィール
『働くことの考え方を変えてくれたマレーシア就職』マレーシア在住3年 R.Sさん 30歳
英語での処理速度と生き抜く力の向上
《マレーシア在住3年 R.Sさん30歳 プロフィール》
日本の大学を卒業後、コンベンションの企画や運営に3.5年携わりその後マレーシアに転職。現在は英国資本の現地法人で営業4年目。このままマレーシアでの生活を続けながら独立を検討中。
日本の大学を卒業後、コンベンションの企画や運営に3.5年携わりその後マレーシアに転職。現在は英国資本の現地法人で営業4年目。このままマレーシアでの生活を続けながら独立を検討中。