海外就職その後の体験談
『気が付いたら7年目』シンガポール在住:S.Tさん38歳
海外就職をして3年以上経過した方のインタビュー
Q1:現在お住まいの国及び都市はどこですか?
シンガポール
Q2:Q1での勤務年数は?
6年3か月(2019年3月末時点)
Q3:日本を離れてから現在までの経緯は?
同じ会社、同じ職種で勤務年数を更新中。
Q4:現在、どんな業界、職種でお仕事をされていますか?差し支えなければポジションもお知らせください。
日系製造業グループ会社勤務で、製品のひとつである水処理関連製品の技術サービス職。業務は顧客へのトレーニングや設置の立ち合い、トラブルシューティングなど技術的なこと全般。
Q5:海外だからこそ経験できた仕事内容を具体的に教えてください。
日本で働いていた時の前職としか比較できませんが、以下のような違いは感じています。
-小さいチームで働いているので一緒に働いている営業との日々の意思疎通がしやすく会議もほとんどないので、自分の仕事に集中できる。
-客先に対して言いたいことは(時と場合によるものの)割と率直に言える雰囲気がある。
-社内外に対するメールが簡潔で済む。
-観光では絶対行かない辺鄙なところに出張で行ける。
-小さいチームで働いているので一緒に働いている営業との日々の意思疎通がしやすく会議もほとんどないので、自分の仕事に集中できる。
-客先に対して言いたいことは(時と場合によるものの)割と率直に言える雰囲気がある。
-社内外に対するメールが簡潔で済む。
-観光では絶対行かない辺鄙なところに出張で行ける。
Q6:苦労したことは?壁にあたったことは?帰りたいと思ったことはありますか?
※「帰りたい」と思ったことはないです。
<それはいつ頃ですか?>
入社4年目
<それはどのようなことですか?>
本社が競合会社をと合併しシンガポールオフィスも統合され、両方の製品の技術対応をするようになり、仕事量(特にトラブルシューティングによる突発的な出張)が増え、体力気力共に大変な時期が続きました。
<それはいつ頃ですか?>
入社4年目
<それはどのようなことですか?>
本社が競合会社をと合併しシンガポールオフィスも統合され、両方の製品の技術対応をするようになり、仕事量(特にトラブルシューティングによる突発的な出張)が増え、体力気力共に大変な時期が続きました。
Q7:Q6をどのように克服しましたか?
<克服するうえで準備したことや必要になったものは?>
まず必要なのは基礎体力と十分な睡眠。(30代も後半に入ると無理がきかなくなってきます。)
<克服した方法や取り組みは?>
チームで技術的な業務に携わっているのは私だけなので、今までは仕事をひとりで抱え込むことが多かったのですが、本社の技術の先輩に協力を求める、無理なスケージュールはきっぱり無理といい調整してもらうやり方に方向転換しました。
まず必要なのは基礎体力と十分な睡眠。(30代も後半に入ると無理がきかなくなってきます。)
<克服した方法や取り組みは?>
チームで技術的な業務に携わっているのは私だけなので、今までは仕事をひとりで抱え込むことが多かったのですが、本社の技術の先輩に協力を求める、無理なスケージュールはきっぱり無理といい調整してもらうやり方に方向転換しました。
Q8:海外就職して得たこと(成長したこと)は何ですか?
他民族国家かつ外国人労働者も多いシンガポールでは、バックグラウンドが皆違うので比較しても意味がないため、まわりが自分のことをどう思うかを過度に気にすることや、「〇〇でなければいけない」という「べき思考」が減り、いい意味で自分本位になったと思います。
Q9:現時点でかまいませんので、今後のキャリアをどのように考えていますか?
このまま今の会社でもうしばらく働くか、もう一回くらい環境(会社か国)を変えようか考え中。「あと2~3年」をずっと繰り返して7年目に入ったのでこれが10年になる可能性もなくはないかと。
Q10:最後に、これから海外就職を希望される方へどのようなことでも良いので、コメントください。
今回このインタビューに回答するにあたり、6年前の自分のシンガポール就職体験談
『実際に住んで働いてもっと知りたい』シンガポール就職を実現したS.Tさん31歳を読み返したのですが、そこに書いた海外就職を希望する方へのメッセージは今も当てはまります。
そこに付け加えるならば、海外就職は数ある中の手段のひとつで、大切なのは自分の目指すもの、欲しいもの(環境、仕事、人間関係など人それぞれ)に近づくこと、得ることだと思うので、ちょっと違うなと思ったら方向転換は全然ありだと思います。私はたまたま今の環境が自分にあっていて7年目を迎えましたが、今後別の手段を選ぶ可能性もあるかもしれません。自分がこうしたいと思う人生を送れるように行動していきましょう!
『実際に住んで働いてもっと知りたい』シンガポール就職を実現したS.Tさん31歳を読み返したのですが、そこに書いた海外就職を希望する方へのメッセージは今も当てはまります。
そこに付け加えるならば、海外就職は数ある中の手段のひとつで、大切なのは自分の目指すもの、欲しいもの(環境、仕事、人間関係など人それぞれ)に近づくこと、得ることだと思うので、ちょっと違うなと思ったら方向転換は全然ありだと思います。私はたまたま今の環境が自分にあっていて7年目を迎えましたが、今後別の手段を選ぶ可能性もあるかもしれません。自分がこうしたいと思う人生を送れるように行動していきましょう!
プロフィール
『気が付いたら7年目』シンガポール在住:S.Tさん38歳
自分がこうしたいと思う人生を送ろう!
プラントエンジニアリング会社に9年弱勤務、装置設計や海外技術営業として経験を積んだ後、シンガポールの日系製造業子会社の技術サービス職として転職。シンガポールの顧客を主に対応しながら、東南アジア他地域(だいたい僻地)にも出張する。あっという間に時が経ち現在7年目に突入。
S.Tさんのはじめての海外就職体験談はこちらをクリック
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