海外就職その後の体験談
『日本よりもタイで成功し、人々に貢献できる事を前提とした複数の事業展開を続けていきます。』タイ・バンコク在住6年目 T.Yさん30歳
海外就職をして3年以上経過した方のインタビュー
Q1:現在お住まいの国及び都市はどこですか?
タイ・バンコク
Q2:Q1での勤務年数は?
5年半
Q3:日本を離れてから現在までの経緯は?
①セブで英語留学3カ月(2014年4月~6月)
⇒②ホーチミンで就職活動1か月(2014年7月)
⇒③バンコクでIT業務の現地責任者として勤務1年
⇒④そのままの立場で起業(③との仕切りはないです)~現在も事業継続中
⇒②ホーチミンで就職活動1か月(2014年7月)
⇒③バンコクでIT業務の現地責任者として勤務1年
⇒④そのままの立場で起業(③との仕切りはないです)~現在も事業継続中
Q4:現在、どんな業界、職種でお仕事をされていますか?差し支えなければポジションもお知らせください。
個人自営業というメリットを活かして、複数の事業展開をしています。
不動産賃貸業を収益軸として、
(単独運営)不動産事業とタイ語学校事業(タイ語学校HP内でのBLOG運営⇒広告事業)、Web事業(共同運営)レンタカー事業とHostel事業を行っております。
[会社情報]
Nayoo Group Co.,Ltd.
Nayoo不動産WEBサイト http://bkkchintai.com/nayoofudosan/
LABタイ語学校WEBサイト https://labsk331.com/
メールはこちらへ
不動産賃貸業を収益軸として、
(単独運営)不動産事業とタイ語学校事業(タイ語学校HP内でのBLOG運営⇒広告事業)、Web事業(共同運営)レンタカー事業とHostel事業を行っております。
[会社情報]
Nayoo Group Co.,Ltd.
Nayoo不動産WEBサイト http://bkkchintai.com/nayoofudosan/
LABタイ語学校WEBサイト https://labsk331.com/
メールはこちらへ
Q5:海外だからこそ経験できた仕事内容を具体的に教えてください。
海外だからこそ、当時25歳で現地責任者を任せられ、様々な要因でそのままの起業という流れができました。
当時のスペックは、①最低限の英語力(Toeic600点)②工学部出身 ③新卒はメーカーで研究開発 ④転職で超体育会系の不動産会社で営業成績1位(同期入社中)⑤タイ語はまったくできない
という状況でした。
英語圏以外の国では、人材不足と収益が出にくい事業は、日本と違い、大手が参入していない事が多くあります。また日本と違い、会社に上司がいない、競合がいない・少ないという事はよくあります。現地語ができ、現地に精通してくると見えてくる仕事(ビジネスチャンス)が山のようにあります。
当時のスペックは、①最低限の英語力(Toeic600点)②工学部出身 ③新卒はメーカーで研究開発 ④転職で超体育会系の不動産会社で営業成績1位(同期入社中)⑤タイ語はまったくできない
という状況でした。
英語圏以外の国では、人材不足と収益が出にくい事業は、日本と違い、大手が参入していない事が多くあります。また日本と違い、会社に上司がいない、競合がいない・少ないという事はよくあります。現地語ができ、現地に精通してくると見えてくる仕事(ビジネスチャンス)が山のようにあります。
Q6:苦労したことは?壁にあたったことは?帰りたいと思ったことはありますか?
<それはいつ頃ですか?>
2015年度が特に苦労し、壁ばかりで、帰りたいというか事業をやめようか悩みました。
IT事業の頓挫により収益がなくなり、貯金が減っていくばかりでした (2015年秋頃)。進めていたプロジェクトがうまく行きそうな状況があり、精神は繋ぎ止めましたが、その売り上げが入った時は、自分で決めた事業断念する最終金額の直前までいきました。
<それはどのようなことですか?>
お金が尽きる事です(笑)。事業立ち上げをして、始めからうまくできる人は少数だと思います。うまくできなかった人が辿る道は2つしかなくて、やめるか、別の道を進める事です。新規事業立ち上げにおいて最も大切な事は資金をなくさない事です。多くの責任者は資金を一度は使い切ります。その後、借金をするか、資金調達をするか、となりますが、その前にどこで事業をやめるのか?最終ラインを適切に決めておくことが大切です。事業を軌道に乗せる為の改善活動のPDCAを何個回して、何回を最終ラインにするのか、、、、また関連事業で別の事業を作っておけるか?単月黒字だけは達成しておく事ができるか?がとても大切です。
2015年度が特に苦労し、壁ばかりで、帰りたいというか事業をやめようか悩みました。
IT事業の頓挫により収益がなくなり、貯金が減っていくばかりでした (2015年秋頃)。進めていたプロジェクトがうまく行きそうな状況があり、精神は繋ぎ止めましたが、その売り上げが入った時は、自分で決めた事業断念する最終金額の直前までいきました。
<それはどのようなことですか?>
お金が尽きる事です(笑)。事業立ち上げをして、始めからうまくできる人は少数だと思います。うまくできなかった人が辿る道は2つしかなくて、やめるか、別の道を進める事です。新規事業立ち上げにおいて最も大切な事は資金をなくさない事です。多くの責任者は資金を一度は使い切ります。その後、借金をするか、資金調達をするか、となりますが、その前にどこで事業をやめるのか?最終ラインを適切に決めておくことが大切です。事業を軌道に乗せる為の改善活動のPDCAを何個回して、何回を最終ラインにするのか、、、、また関連事業で別の事業を作っておけるか?単月黒字だけは達成しておく事ができるか?がとても大切です。
Q7:Q6をどのように克服しましたか?
<克服するうえで準備したことや必要になったものは?>
私が準備していた事や必要だった事は、過去の経験を振り返り、頓挫した事業と並行して、自分ができそうな不動産事業を平行して進めていた事だと思います。それは富士通フィルムの戦略と林修さんの名言に当てはまっていたと思います。
富士通フィルムの戦略では、既存事業を改善する製品開発を行いながら、既存事業から隣地にある新規事業を開拓する事が重要だと説いています。
林修さん名言の1つに、「正しい場所で、正しい方向を向いて、十分な量なされた努力は裏切りません。」という言葉があります。
<克服した方法や取り組みは?>
頓挫した事業はIT広告営業の仕事だったので、その隣地事業のWeb制作事業と、過去の経験を活かして不動産事業を平行して進めていました。どちらも収益は少ないですが、自分の経験が活きやすい事業だったこともあり、最低限必要な単月黒字化を時間をかけずに達成する事ができました。
私が準備していた事や必要だった事は、過去の経験を振り返り、頓挫した事業と並行して、自分ができそうな不動産事業を平行して進めていた事だと思います。それは富士通フィルムの戦略と林修さんの名言に当てはまっていたと思います。
富士通フィルムの戦略では、既存事業を改善する製品開発を行いながら、既存事業から隣地にある新規事業を開拓する事が重要だと説いています。
林修さん名言の1つに、「正しい場所で、正しい方向を向いて、十分な量なされた努力は裏切りません。」という言葉があります。
<克服した方法や取り組みは?>
頓挫した事業はIT広告営業の仕事だったので、その隣地事業のWeb制作事業と、過去の経験を活かして不動産事業を平行して進めていました。どちらも収益は少ないですが、自分の経験が活きやすい事業だったこともあり、最低限必要な単月黒字化を時間をかけずに達成する事ができました。
Q8:海外就職して得たこと(成長したこと)は何ですか?
Skillと経験が日本で勤務していた事とは比べ物にならない程、多く身についたと思います。
メーカー勤務していた時は、①大企業での立ち回りや、②製品開発について学びました。
東京の不動産会社では、①営業力 や②精神力 が身に付きました。
今は、①バンコクにいる誰よりも沢山の不動産を見ています(経験値)
② バンコクの誰よりも多くの不動産オーナーの連絡先を持っています(人脈)
③ コンドミニアムの所有権の売買、借地権の売買、住宅の購入や借地権の設定(経験)
④ 2つのオフィスでの改装や販売(仲介)したお部屋での内装(経験)
⑤ Web制作・Blog運営(Skill)
⑥ 自身でのタイ語の習得・タイ語学校の運営(Skill)
⑦ レンタカー共同運営を通じて、車や保険いついての知識・経験
⑧ 起業経験(Skill・経験)
⑨ 様々な方との出会いと、様々な事業についての話
海外だからこそ会える幅広い人脈、良くも悪くも、日本人が少なく、タイ人に任せるられる人脈がなかった場合、自分でほとんどの業務をこなす必要があり、多くの経験が嫌でも必要になります(笑)。そして自営業だからこそ制限のない事業への挑戦ができます。海外だからこそ多くの事が得られ、成長できている実感があります。
メーカー勤務していた時は、①大企業での立ち回りや、②製品開発について学びました。
東京の不動産会社では、①営業力 や②精神力 が身に付きました。
今は、①バンコクにいる誰よりも沢山の不動産を見ています(経験値)
② バンコクの誰よりも多くの不動産オーナーの連絡先を持っています(人脈)
③ コンドミニアムの所有権の売買、借地権の売買、住宅の購入や借地権の設定(経験)
④ 2つのオフィスでの改装や販売(仲介)したお部屋での内装(経験)
⑤ Web制作・Blog運営(Skill)
⑥ 自身でのタイ語の習得・タイ語学校の運営(Skill)
⑦ レンタカー共同運営を通じて、車や保険いついての知識・経験
⑧ 起業経験(Skill・経験)
⑨ 様々な方との出会いと、様々な事業についての話
海外だからこそ会える幅広い人脈、良くも悪くも、日本人が少なく、タイ人に任せるられる人脈がなかった場合、自分でほとんどの業務をこなす必要があり、多くの経験が嫌でも必要になります(笑)。そして自営業だからこそ制限のない事業への挑戦ができます。海外だからこそ多くの事が得られ、成長できている実感があります。
Q9:現時点でかまいませんので、今後のキャリアをどのように考えていますか?
日本と違い、自分より年配で経験も知識も資本もある世代が、海外にはほとんどいません。だからこそ挑戦し、成功すれば、事業が継続しやすく、自分より後に、参入企業があっても、自身の優位性や、マーケットポジションを確立してしまう事(参入障壁を高くしてしまう事)が可能です。今香港を中心に世界で(歴史的にも)問題になっていますが、既存の勢力や資本と戦うのは非常に難しいです。海外市場には、既存の勢力や資本が少なく、一度作ったキャリアは揺るぎない自分の優位性に繋がります。だからこそ、このまま慢心せずに、継続して努力を続け、しっかりとタイや日本に貢献ができる新規事業を増やし続けたいと思っています。
Q10:最後に、これから海外就職を希望される方へどのようなことでも良いので、コメントください。
タイは特に日本人が多くおり、日本と違い、ゆっくりと仕事ができるというイメージが多くあります。快適さを求めてタイに移住する方は多いです。実態もそのとおりです。ただ、経営側は違います。マーケットはあるのに、人材がおらず、収益を最大化できていない会社は沢山あります。快適さを求めてタイで仕事をする方は多いですが、日本のように全力でキャリアを磨いていく人(競合マーケットが小さいため、努力をすると成功しやすい)もおり、タイに限らず、どの国にも、そこで成功した人が、日本で働くよりも高収入を得ている事もあります。日本人が少ない国では、現地の人向けに商売を行う必要があり、タイに比べると収益化までの障壁が高い場合もありますが、タイは日本人が多く、日本人向けビジネスでも収益化ができる数少ない国です。ハイスペック人材でも非常に面白い市場が、タイには広がっているので、是非、海外就職の中で、タイを検討してみることもお勧めです。
プロフィール
『日本よりもタイで成功し、人々に貢献できる事を前提とした複数の事業展開を続けていきます。』タイ・バンコク在住6年目 T.Yさん30歳
非常に面白い市場が、タイには広がっている
自分もお客様も幸せになれる努力を続けていきます。