シンガポール就職体験談
『自分の可能性に挑戦』シンガポール就職を実現したD.Yさん33歳
ご本人にインタビュー
Q:これまで日本ではどのようなご経歴ですか(お仕事、ご経験、学歴など)
私は普通に大学を卒業してSEになろうと思っていました。しかし大学3年生の時に大学院への飛び級のお話があり、そこで大学院に進むかどうかという決断に迫られました。結果的には飛び級せずに大学院に進み、博士号をとることができました。新しいことを考えたり、資料を読んで整理したり、論文を書くことが結果的に向いていたのでしょうか。
しかし、研究者として生活するのは私には狭き門で、研究者の道は諦め、民間企業に勤めました。制御盤の設計会社で電気技術者として5年9か月働き、モノづくりの基本、設計、図面作成管理、品質検査、メンテナンスやトラブル対応など、かなり広範囲にわたって技術的な仕事を携わらせていただきました。
しかし、研究者として生活するのは私には狭き門で、研究者の道は諦め、民間企業に勤めました。制御盤の設計会社で電気技術者として5年9か月働き、モノづくりの基本、設計、図面作成管理、品質検査、メンテナンスやトラブル対応など、かなり広範囲にわたって技術的な仕事を携わらせていただきました。
Q:どうして海外就職をしようと思ったのですか?
私は他の方のように元々海外に興味があった訳ではありません。当時の大学院の指導教授は中国語が流暢で、私がその研究室に入った時にはすでに中国と台湾の大学で交換留学や学術交流をやっていました。私はそれに付いていく形で24歳で初めて中国・北京に行きました。正直その時にはいい思い出は全くなく、この時も海外へのあこがれはありませんでした。
しかし、翌年の10月に初めて台湾に滞在したとき、中国語の話せない自分にも現地の学生はとても仲良くしてくれました。その後何度も台湾へは行くことになり、当時の学生とは今も交流が続いてます。また大学院生時代には他アジアや欧米に学会発表へ行き、日本よりも居心地が良いと感じるようになりました。もし自分にチャンスがあれば、海外で生活するのも人生の選択肢としてあっても良いと思ってました。
しかし、翌年の10月に初めて台湾に滞在したとき、中国語の話せない自分にも現地の学生はとても仲良くしてくれました。その後何度も台湾へは行くことになり、当時の学生とは今も交流が続いてます。また大学院生時代には他アジアや欧米に学会発表へ行き、日本よりも居心地が良いと感じるようになりました。もし自分にチャンスがあれば、海外で生活するのも人生の選択肢としてあっても良いと思ってました。
Q:就職が決まった国はどこですか?
シンガポールです。
Q:なぜ、世界中からその国を選んだのですか?
できれば英語圏の国で勝負したいと思ったからです。そもそも自分のキャリアがどの国のどういった企業の方の目に留まるのかがわかりませんでした。なので応募時は最初からターゲットを絞らずに多くの国のエージェントさんにご協力いただきました。
Q:海外でキャリアを積んでどのようになりたいですか?
この先のキャリアはまだ明確にイメージできません。今は現職の環境に慣れて、少しでも戦力になれるように頑張りたいと思います。今回の就職先は日系製造業で、親会社からの資料や図面は日本語の物が多く、現地スタッフさんは私に翻訳をお願いしてきます。その点では今の時点でもお役に立ててるかもしれません。
Q:面接渡航時のあなたの英語レベルはどのくらいでしたか?
TOEIC850点(L430/R420)です。
Q:面接時の服装は?
スーツですが、上は半袖シャツにネクタイでジャケットは使いませんでした。
Q:何社面接を受けましたか?
シンガポールは2社です。内1社は現地滞在時に急きょ面接していただきました。その結果を知る前に今回就職した会社の内定が出たため、そちらに決めました。就職を決めた会社は現地面接の1回(4対1)のみです。
Q:面接でよく聞かれた質問は?
シンガポールは2社です。内1社は現地滞在時に急きょ面接していただきました。その結果を知る前に今回就職した会社の内定が出たため、そちらに決めました。就職を決めた会社は現地面接の1回(4対1)のみです。
Q:海外就職実現までの道のりを教えてください。
2008年3月博士号取得(この前に国内の一般企業・研究所・大学教員の職を何件か応募するが、すべて不採用)
Q:GJJ海外就職デスクの海外就職サクセスコース、セミナー等を受講したことによって、良かったと思う点はどこですか?
キャリアの棚卸という、インタビューしながら履歴書や職務経歴書を作っていただけたのは大変助かりました。今回が初転職なので、職務経歴書の書き方がわからなかったことや、どういう書き方をすれば採用担当の方の目に留まるのかが勉強になりました。自分一人ではとても書けなかったに違いありません。
Q:海外就職を希望する方へ一言メッセージをお願いします。
私の経歴は少し特殊ですので、皆様のお役に立てますでしょうか?(笑)
プロフィール
D.Yさん33歳
実務経験が無いため就職困難の中、シンガポール就職を実現
27歳で博士(工学)を取得後、国内外(台湾)で研究職(大学/研究所)を探すが、当時は実務経験が全く無かったため採用されず、民間の制御盤設計会社へ就職。5年9か月の実務経験を経て再度海外へチャレンジしたいと思い、シンガポール就職を実現。
D.Yさんの海外就職3年後のインタビューはこちらをクリック
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